BTS（防弾少年団）のグループ活動中断、ひいては“解散説”まで浮上しているなか、グループ最年少のJUNG KOOKが口を開いた。
JUNG KOOKは6月15日に行ったライブ放送で「寝て起きたのだが、“BTS活動中断”、“解散する”と大騒ぎになっていて、これは正さなければと思ってライブを始めた」とし、「ひとまず僕たちはまだグループとしてやることがとても多い」と伝えた。
続けて「『防弾会食』の映像は、僕たちのなんというか、僕たちの話をしながら今後の計画をそれとなく語る、そんなリラックスした席だった。個人活動をするというわけで、BTSとしてはやらないということは絶対に違う」と笑顔を見せながら強調した。
JUNG KOOKは「『防弾会食』を見た方々はみんなわかると思うけど、見ていない方は誤解するかと思って、もう一度申し上げるが、僕たちは解散する考えがない。僕たちの前にはグループのスケジュールがとてもたくさん残っている。そして、今後も着実に生じる予定であり、そういった部分については心配しなくても大丈夫だと思う」と話した。
そして「この話は一度、誤解するかもしれないので。BTSは永遠だ」と伝えた。
さらに「もう一度申し上げるが、誤解がなければと思う。僕たちは解散しない。活動中断ではない。僕たちのタルバン（『走れバンタン』というリアリティ番組）も継続して撮るはずだし、個人的にメンバーたちがそれぞれ疲れたり、皆さんも疲れたりその場に停滞したりする感じを受ける時期があるはず。その時期が僕たちに来たにもかかわらず、進行中のことがとても多いので、これまで走ってきたが、僕たちが話した時点が今になったのだ。それで僕たちが”気”充電というか、推進力を持つ時間がなければならない」と述べた。
JUNG KOOKは「そのためには僕たちが個人的にも何かをしながら、多くのことを人として積み重ねなければならない。そしてその積み重ねたものを土台に、皆さんに多様なものをお見せするため、僕たちの新しいプランが作られたと考えればいいのだが、だからといって団体で何かをしないというわけではない。それは絶対に違うという点をわかってもらえればと思う」と説明した。
その後、JUNG KOOKはワインを飲んだり、歌を歌ったりとライブ放送をファンと楽しんだ。
先立ってBTSは6月14日夜、公式YouTubeチャンネルを通じて公開した映像「2022チン防弾会食」で、当分の間、ソロ活動に専念すると伝えた。以降、BTSのグループ活動が中断されると報じられ、さらには“解散説”を提起する見方も出た。
それについてBTSの所属事務所BIGHIT MUSICは、「グループ活動と個別活動を並行する新しいチャプターを開始する」と立場を伝えたが、多方面にわたって“活動中断ショック”が広がっている。
なおBTSは、本日（6月16日）のMnet『Mカウントダウン』を皮切りに、6月17日にKBS 2TV『ミュージックバンク』、6月19日にSBS『人気歌謡』と、立て続けに韓国の音楽番組に出演する予定だ。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』（Mnet）シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた（現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ）。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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