女優のチョン・ジソが、KBS新ドラマ『カーテンコール:木は立って死ぬ』（原題）に出演する。
本作は、“北”から来たタイムリミット付きのおばあさんの最後の願いを叶えるため、亡命した孫を演じる男の、演劇にまつわる物語だ。
チョン・ジソは劇中、今は無名の演劇俳優だが、人生の「YOLO（You Only Live Once）」を楽しむ超エリート、ソ・ユニを演じる。
ソ・ユニは、ユ・ジェホン（演者カン・ハヌル）が所属する劇団の同僚で、強力な暗記力と特有の瞬発力を武器に、どんな役でも演じることができ、団長からたっぷりの愛を受ける人物だ。特に彼女は、劇団員たちと全く違う人生を生きているが、その秘密を隠しているということで、どのような事情が含まれているのか好奇心を刺激する。
チョン・ジソはドラマ『謗法 ～運命を変える方法～』など多くの作品に出演してきたが、特に印象深いのは映画『パラサイト 半地下の家族』だろう。『パラサイト』では、主人公キム・ギウ（演者チェ・ウシク）の家庭教師先の娘パク・ダヘを演じていた。
なお『カーテンコール』は、ドラマ『月が浮かぶ川』『風と雲と雨』『師任堂（サイムダン）色の日記』などを演出したユン・サンホ監督と、映画『ヒットマン』（原題）、『ミッドナイト・ランナー』などを製作したチョ・ソンゴル作家が手を組んだ作品だ。
◇チョン・ジソ プロフィール
1999年9月17日生まれ。本名ヒョン・スンミン。子役として幼い頃から積極的に活動してきたが、2019年に公開された映画『パラサイト 半地下の家族』を通じて一躍スターとなった。中学1年生まではフィギュアスケートの選手として活躍しており、韓国内の大会で金メダルを獲得することもあった。
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