性売買斡旋や海外遠征賭博などの容疑で起訴されたBIGBANGの元メンバー、V.I(本名イ・スンヒョン)の懲役1年6カ月の実刑が確定した。
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5月26日、最高裁判所1部(主審ノ・テアク大法官)は、常習賭博と性売買処罰法違反(性売買・性売買斡旋・カメラ等利用撮影)、特定経済犯罪加重処罰法上横領などの容疑で起訴されたV.Iの上告審で、懲役1年6カ月を宣告した原審を確定した。
V.Iは2015年9月から2016年1月まで、海外投資家に何度も性売買を斡旋し、自身も性買収をした疑いを受けた。
また2013年12月から2017年8月まで、米ラスベガスのカジノなどでギャンブル(常習賭博)をしながら約22億ウォン(約2億2000万円)のお金を使い、ギャンブル資金として約11億8000万ウォン(約1億1800万円)相当のチップを貸与し、法令が定めるところにより、政府に申告しなかった容疑(外国為替取引法違反)も適用された。
その他にもソウル江南(カンナム)の居酒屋「モンキーミュージアム」のブランド使用料などの名目で、クラブ「バーニングサン」の資金5億2800万ウォン(約5280万円)を横領した容疑(特経法違反)、2015年12月末に江南区の居酒屋で知人たちと酒を飲み、他の客と喧嘩になると、それをユ・インソク前代表に知らせて組織暴力団を動員、威嚇を加えた疑い(特殊暴行教唆)も適用された。
2016年12月には女性の身体の写真を他の人に転送(カメラ等利用撮影)した疑いもあった。さらに無許可で遊興酒店を運営した容疑(食品衛生法違反)なども適用された。
V.Iに適用された容疑は計9つで、すべての容疑に有罪の判断が下された。
先立ってV.Iは2020年、ソウル中央地方裁判所で起訴された。しかし兵役で軍に入隊し、同年5月、軍事裁判所に事件が移送された。その後、V.Iは2021年8月12日に懲役3年を宣告され、法定拘束された。
当初は2021年9月に満期除隊となる予定だったが、除隊保留処分を受けて国軍刑務所に収監中だったV.Iは、この日の最高裁判所で1年6カ月の刑が確定し、近いうちに民間矯正施設に移送され、2023年2月まで残った刑期である約9カ月を過ごすことになる。
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