メンバーの“いじめ疑惑”が浮上し、5月20日のスケジュールを中止したLE SSERAFIM(キム・チェウォン、宮脇咲良、ホ・ユンジン、カズハ、キム・ガラム、ホン・ウンチェ)が、5月22日の音楽番組に出演することがわかった。
ただし、渦中のメンバーであるキム・ガラムは除いてだ。
5月20日、SBSの関係者は韓国メディアに「LE SSERAFIMは来る5月22日の『人気歌謡』(原題)に5人組で出演する」と伝えた。
先立って同日、LE SSERAFIMの所属事務所でHYBE傘下のSOURCE MUSIC側は、Weverseを通じて「LE SSERAFIMは本日予定されたKBS2『ミュージックバンク』(15時)と、ビデオ通話ファンサイン会(20時)に参加しないことにした」と伝えた。
続けて「LE SSERAFIMメンバーへの疑惑提起に対する当社の立場は、検討が完了し次第、早い時間内に明らかにするようにする」と話した。
これは前日の5月19日、LE SSERAFIMメンバーのキム・ガラムから学校暴力を受けたと主張するAさんの法律代理人が立場を表明したことに関係している。同代理人は、キム・ガラムの“いじめ疑惑”は事実であるとし、被害者Aさんの苦しい現状を訴えた。
疑惑に対する立場を整理したSOURCE MUSIC側は、5月20日の午後になって、公式立場を発表。キム・ガラムは友人への不当な被害に抗議して学校暴力委員会に回されたと主張し、彼女自身も被害者だったと強調した。
同時に「キム・ガラムは今回のデビューの過程であらゆるデマの攻撃を受け、心理的な困難を経験してきた。これらに対し当社は、キム・ガラムと議論してしばらく活動を中断し、負傷した心を治癒することに集中することに決めた。キム・ガラムが回復後に復帰するまで、LE SSERAFIMは当面5人体制で活動する計画」と伝えていた。
5月20日のスケジュール中止に続き、22日の音楽番組出演まで中止となるのではないかとの見方もあったが、キム・ガラムを除く5人で出演することが決まり、グループ全体が活動中断となる最悪の事態は避けられることになりそうだ。
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