“処罰覚悟”でウクライナ義勇軍参加の韓国元軍人ユーチューバー、現地報道官が近況明らかに

2022年03月28日 話題

ウクライナを支援するため、3月6日に無断で韓国から出国した元海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉出身のユーチューバー、イ・グンの近況に対するウクライナ側の公式声明がメディアに公開され、注目を集めている

【注目】イ・グンへの処罰が「死刑」まであり得るシビアな理由

ウクライナ軍外国人義勇兵部隊「国土防衛軍国際旅団」のデミアン・マグロ報道官は最近、韓国メディア『聯合ニュース』のオンラインインタビューで、「韓国人義勇兵の一部は戦線で戦う部隊に配置され、活動中だ」と明らかにした。

ウクライナはロシアとの全面戦争が始まると、2月27日には志願した外国人で構成された国土防衛軍国際旅団を創設。ウクライナ軍所属とされる同部隊には、52カ国以上から2万人以上が集まったという。

そして韓国でも3月6日、YouTubeコンテンツで有名になったイ・グンがSNSを通じてウクライナに出国したと明らかにし、話題を集めた。

「ウクライナ国内法と国際法上で問題になる行為ではない」

(画像=イ・グンSNS)

その後、韓国外交通商部は18日、ウクライナには9人の韓国人が滞在しているとし、「相当数が戦闘に参加するため入国したものと推定される」と明らかにしていた。

なお、マグロ報道官は「韓国人を含めて多くの国から来た志願者が入隊した。ただ国籍別志願者数については言及しないのが私たちの政策」とし、「旅団員それぞれの位置は作戦保安課隊員たちの安全上確認することはできないが、イ元大尉はまだ戦線に投入されていない」と説明している。

また、「西ウクライナ地域には戦闘に投入される前、旅団員が準備する施設がたくさんある」と付け加えた。

最近、イ・グンがウクライナのとあるホテルに滞在しているというニュースが報じられたが、このホテルは義勇軍が戦闘を準備している場所だという。

ほかにも、マグロ報道官は韓国の法律を基準にすると、ウクライナへの入国が違法になるということ、そして最近の韓国海兵隊将兵が国際旅団に入隊するために出国し、論争が起こった事件などについて、「韓国以外にもウクライナへの入国や国際旅団への入隊を禁止する国家がいくつかあるが、これはウクライナ国内法と国際法上で問題になる行為ではない」と主張。

続いて、「われわれは志願者出身の国家政策上の理由で彼らを帰らせていない」と述べ、「もしも義勇兵のうち戦死者が発生した場合、公式的な外交連絡網を通じて該当事実を通知し、遺体を引き渡すことになる」と明らかにした。

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