BTS(防弾少年団)JUNG KOOKの特別カットとインタビューが公開された。
ファッションマガジン『VOGUE KOREA』は12月21日、公式ホームページを通じて、2022年1月号の表紙モデルに選ばれたBTSのビジュアルとメンバーそれぞれのインタビューを公開した。
人前に出る職業は世間の声に揺さぶられることも多く、自分の世界観を維持するのも安易ではない。JUNG KOOKは「“自分はこう生きる!”と決めたことはないけど、自分の意思で生きていきたいのは確か。与えられた人生は一度だけです。しかも短い。もちろん、10人中10人が“間違ってる”という行動は絶対にしてませんが、僕は僕のやり方で生きていきたいです」と強く語った。
“芸術は長く人生は短し”という言葉があるが、自分にとっての永遠は何かという質問にJUNG KOOKはこう答えている。
「僕が今やっていることが芸術だとして、それが最も重要でしょうか?大切なのは人生そのものではないでしょうか?僕が生き抜いてきた時間は、僕の中にそのまま残っています。だからこそ人生は終わりがあっても永遠なんだと思います」。
“黄金マンネ(末っ子)”と呼ばれ、音楽だけでなく、芸術、写真、映像編集など、さまざまな分野で才能を発揮してきたことについては「所詮見かけにすぎませんよ」と謙遜しながら、「現実的な考えと理想的な考え、常にこの2つが共存しています。以前はやりたいことは全部やってきました。人生や人間関係のように、考えは変わるじゃないですか。最近は現実派です。やりたいことよりもやるべきことが先。完璧ではありません。でも、僕が満足してないレベルのものを人々に見せたくないです。たゆまぬ努力が、いつか自分を素敵に見せてくれる日が来るでしょう」と伝えた。
JUNG KOOKは9月に行われた国連総会で『Premission to Dance』を披露した時、大きな期待に胸が躍ったという。
「芝生の広場でダンサーたちと映像を撮った時、何かが違いました。野外で一緒に楽しく歌って踊った時、これはより良い世の中を迎える準備だと感じました。もうARMYを近くで見ることができて、夜中に1人で出かけて美味しいおつまみを食べる日も近いのではと感じました」。
スーパースターが1人で深夜に出歩くのは難しくないのかと聞かれると「すべてやり方があるんですよ」と笑った。
ARMYは、BTSが伝える肯定的なメッセージを行動に移してきた。さまざまな環境プロジェクト、難民やLGBTQのための募金など、その範囲の広さと推進のスピードには驚かされる。このようにBTSが作り出した善良な影響力に対して、JUNG KOOKはこう話している。
「体が重くなるほどのプレッシャーを感じます。僕はそんなに偉い人でも善良で綺麗な人でもなく、平凡な人だから。軽はずみな行動をしてメンバーに怒られたこともあります。世の中が僕たちを見つめるイメージが善良な影響力なら、僕もそのような方向に行動し、考えが進むように努力しなければいけません。応援してくれるだけでもありがたいのに、どうしてこんなにすごいことまでできるんでしょうか。本当に感動します。僕も良い刺激を受けています」。
信じられないほどの10年だったと話すJUNG KOOKだが、これからの10年はどうなるかという質問には「僕よりすごい人はたくさんいるし、きっと歳をとって時間が経つにつれて僕は身を引くしかないでしょう。でも“着陸”は考えていません。僕はやりたいことが多いんです。領域を広げてもっと上がっていきたいです」と力強く伝えた。
JUNG KOOKの特別カットとインタビューは、『VOGUE KOREA』2022年1月号と公式ホームページで見ることができる。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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