BTS(防弾少年団)と雑誌『VOGUE KOREA』が共にした写真とインタビューが公開された。
『VOGUE KOREA』は12月21日、公式ホームページを通じて2022年1月号に掲載されたBTSメンバーの写真とインタビューを公開した。BTSは今年、アジア歌手として初めて「アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)」の大賞を受賞し、どんな韓国アーティストも行ったことのない前代未聞の道を切り開いている。
撮影現場の最初の衣装として、薄ピンクに紫と薄緑がグラデーションされたジャケットを選んだJIMINは、「僕は単色のすっきりした服が好きだけど、今回は挑戦してみました。おもしろかったです。消化するのは難しかったけど(笑)。服が好きですが、実際のところは、ファンの方々に見せる楽しさで買い物をしていたんです。でも最近は、着てお見せする機会がないから、運動服しか買っていません」と話した。
歌手として最高の時期を過ごしているが、新型コロナで止まった過去2年の時間は、彼に多くを振り返らせたという。
JIMINは、「2年という時間が思ったより長かったです。長く生きてきたわけではないですが、僕がやってきたことはこれ(ステージ)だけだったんですよ。ただそれだけをうまくやりたくて頑張ってきましたが、それができなくなるから、幼い僕が言うのもおかしいですが、自分が生きてきた日々を否定されているようで悲しかったです。文字通り、停滞期でした。観客のフィードバックがないから、頑張るといっても何か曖昧で、全部がリハーサルみたいな感じ。現実感がありませんでした」と、打ち明けた。
だが、そんな“息詰まり”は、BTSメンバーが新しい音楽を切望して探していく出発点にもなった。JIMINは、「新しい何かを探さなければならないのか、今までやってきたことを再整備するのか、どんな音楽、スタイル、ダンスを見せるべきか、様々な悩みが混じって、解決するべきことが多かったです。またそんな悩みがたくさんできて、楽しかったです」と話した。
また、日常の時計が遅くなり、自らを発見して充満する時間を過ごしたとも。
JIMINは「自分が何を好きなのか、何が嫌いなのか、好みが何なのか、自分自身について考えました。たくさん振り返って、たくさんのことを感じました。最近は“とても”大丈夫です。幸せになってもいいと感じます」と述べた。自分について新たに発見したことは何かと尋ねると、「すごく怠け者だなと!洗うのも面倒で服を脱いで30分も歩き回って、もう片方を脱いで。ハハ」と笑った。
そんなJIMINは最近、新しい趣味が生まれた。ランニングだ。
彼は「毎日、有酸素運動をして、友達に会い、それくらいで満足して生きています。最近はランニングをしています。最初は3kmだけ走っても死にそうだったが、8kmまで走れるようになりました。以前は一人でいると、考えが多くなって怖くて嫌でした。ところが今は、一人だけの時間が必要だと感じ、ランニングが頭を空にするのに役立ちます」と話した。
なおBTSの写真とインタビューは、『VOGUE KOREA』2022年1月号と公式ホームページで確認することができる。
◇JIMIN プロフィール
1995年10月13日。本名パク・ジミン。ダンスの実力が高く評価され、釜山芸術高等学校舞踊科へ首席で入学した。高校2年生の頃に現在の所属事務所Big Hitエンターテインメントのオーディションを通じて練習生に抜擢され、ソウルへ上京した。韓国芸術高等学校に転校するのだが、偶然にも同じくBTSのメンバーVとクラスメイトに。グループ内ではリードボーカルとメインダンサーを担当している。
■【写真】「おかえり!」グク、JIMIN、JINがLAから無事帰国
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