FTISLANDのイ・ホンギの兵役問題が関心を集めている。
彼は2019年8月に日本でライブの予定が決まっているので、それが終わった後に速やかに入隊するものと思われる。そこで、イ・ホンギの兵役問題について考えてみよう。
イ・ホンギは1990年3月2日生まれである。この生年月日だと、2019年は「兵役計算年齢」が29歳に該当する。
韓国の兵役法によると「兵役は30歳を超えて延期できない」となっている。つまり、30歳までの延期は可能だったのだが、2018年10月から兵務庁の方針が変わって、28歳以上の兵役延期が難しくなっている。
それだけに、イ・ホンギもなるべく早く入隊しなければいけない立場だった。
しかし、すでにライブの予定も決まっているので、入隊の延期を届け出てギリギリまで入隊を待ってもらっている状態だ。
しかし、延期にも限界があるので8月のライブが終わったらできるだけ早く入隊することになるだろう。
最近の傾向としては、K-POPのメンバーが入隊するときに、軍事境界線に近い最前線の部隊で新兵訓練を受けるケースがとても増えている。
そういう前例を見ていくと、イ・ホンギも陸軍の現役兵として最前線の部隊に入隊する可能性が高いといえるだろう。
なお、韓国では、兵役期間の短縮が2018年10月から実施されている。
最終的には、陸軍の兵役期間は21カ月から18カ月に短縮されるが、それが完全に実施されるのは、2020年6月15日以降に入隊した人からになる。それ以前の人は入隊時期によって短縮期間が変わってくる。
具体的には、2018年10月から2週間に1日ずつ兵役期間を短くしていく方法が採用されている。
これをイ・ホンギの場合に当てはめてみよう。
イ・ホンギが仮に2019年9月に入隊するとしたら、従来どおりであれば、2021年6月に除隊することになっていた。
しかし、2018年10月から兵役期間の短縮が実施されていて、イ・ホンギが2019年9月に入隊すれば、71日前後の兵役短縮を受けられる。
つまり、除隊が71日前後早まるということで、最終的には2021年4月ごろの除隊になると予想される。
(文=康 熙奉/カン・ヒボン)
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