韓国の追跡報道番組『それが知りたい』が芸能人の名前が書かれた“ファン・ハナリスト”が存在するという疑惑を報じた。
5月4日に放送されたSBS『それが知りたい』は、麻薬投薬で拘束されている南陽(ナミャン)乳業の創業主の孫娘ファン・ハナとパク・ユチョンに会ったことあるという関係者A氏が、情報提供する姿を報じた。
ファン・ハナは2015年に大学生のチョ氏とともにヒロポンを投薬した疑いで捜査線上に上がったが、容疑なしの処分を受けた。これが特別待遇疑惑も提起された。
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マカオでファン・ハナとパク・ユチョンに会ったことがあるという情報提供者A氏は、麻薬投薬芸能人が書かれたリスト、いわゆる“ファン・ハナリスト”があったと話した。
A氏は「(リストの)最初のほうにパク・ユチョンはいなかったが、下っていくとパク・ユチョンの名があった。自分たちだけの何かがあったようだ」とした。
さらに、「ファン・ハナがイさんに麻薬をした芸能人のリストを渡した。“これで取引する、検察と取引する”といっていた。当時イさんは児童性売買と遠征性売買斡旋をして手配が落ちた状況だった」と説明した。
A氏は「名簿に誰がいたか話したのか」という問いに、「その話はしてくれなかった。その部分が一番気になっていたが、話してくれなかった」と打ち明けた。
その後、番組制作陣はファン・ハナリストがあるいるという主張が事実か確認しており、イ氏は今年1月に検挙されたという。
また、2015年にファン・ハナと女子大生チョ氏の麻薬投薬の当時、麻薬供給屋として登場したDJのオ氏も処罰されていなかったことがわかった。
その後、オ氏はV.Iがオープンした「モンキーミュージアム」のDJとして勤務し、V.I.の全面的な支援の下で、放送出演までしていた。
ファン・ハナとオ氏、オ氏とV.I、バーニングサンのイ・ムンホ代表との縁が明らかになったことで、ファン・ハナがバーニングサンをめぐる麻薬スキャンダルの中心にいたのではないかという疑惑が提起されている。
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