最多1位、チケット即完売…BTSがアメリカで見せている限界のない“影響力”とは

2021年10月13日 K-POP #BTS

BTS(防弾少年団)のグローバルな影響力には限界がない。

【写真】「全員“すっぴん”!?」BTSのオフショット

世界的なロックバンド、コールドプレイ(Coldplay)をなんと12年ぶりに米ビルボード「HOT100」チャート1位にまで引き上げることに成功したBTSが、アメリカで2年ぶりに開催されるオフラインコンサートの全座席を完売させ、世界的な地位を改めて証明した。

BTSとコールドプレイがコラボしたシングル『My Universe』は、9月24日に全世界同時発売され、10月9日付の米ビルボード「HOT100」チャートで1位を記録した。今回のコラボ曲の1位は、BTS自体がヒットの“保証書”となっていることを意味している。

『My Universe』は、10月16日付チャートでは11ランクダウンの12位だったが、それでも上位をキープしており、長期的なヒットを予感させている。特に「デジタルソングセールス」チャートで1位を記録し、BTSはこのチャートで歴代最も多くの1位(全45週)を占めたアーティストとなった。

BTSのチャート記録更新が続くなかで、アメリカでは有観客のコンサートまで予告されているだけに、現地の熱気はさらに熱くなる展望だ。

アメリカ現地の熱すぎる反応

(画像提供=BIGHIT MUSIC)

BTSは11月27、28日、12月1、2日に米ロサンゼルスで『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』を行う。公演会場のSoFiスタジアムは、米プロフットボール(NFL)のロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズのホームスタジアムだ。通常7万人ほどを収容できるとされる。

BTSの有観客コンサートは、実に2年ぶりということで一層注目されている。久しぶりに開催されるオフライン公演に対する反応は、期待以上に熱い。公式チケット前売りを行ったチケットマスターは10月10日、BTSのコンサートのすべてのチケットが完売したと発表した。

チケットマスターによると、BTSのチケットは、一般前売り開始前に行われた過去チケット購入者と会員を対象とした先行販売で、全32万席が売り切れた。これによってチケットマスターは、10月10日に始まる予定だった一般前売りを取り消した。

現地メディアはBTSの記録的な完売のニュースを伝え、一般前売りが不可能になったことで転売サイトでチケットの価格が高騰していると報じた。

BTSがアメリカでコンサートを盛況のうちに終えた場合、K-POPグループのワールドツアーラッシュが始まると予想される。BTSもアメリカを皮切りに、新たなワールドツアーに突入するはずとの期待が高まっている。

先立ってBTSは、2020年2月に4thフルアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』を発売し、ワールドツアーを行う予定だったが、新型コロナによって無期限延期となり、8月には最終的にキャンセルとなった。

とあるK-POP関係者は、「世界的にワクチン接種率が高くなり、海外公演や各種フェスティバルの参加が増えている」とし、「パンデミック以来、初の大規模K-POPコンサートを開くBTSが、再びK-POP公演界に火をつける最初のきっかけになると期待されている」と述べた。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集