ソン・ジュンギとパク・ソダムが開幕式MCの釜山国際映画祭、登壇者も「恋しかった」と感動

2021年10月07日 話題

10月6日、釜山(プサン)広域市にある映画殿堂の野外舞台で、「第26回釜山国際映画祭」が開幕。俳優のソン・ジュンギ、女優のパク・ソダムが司会を務めた。開幕式では、主要部門の紹介と開幕作の紹介、審査委員の感想などが公開された。

【写真】ソン・ジュンギの“好青年ビジュアル”にファン熱狂!

韓国映画功労賞は、韓国の名プロデューサーである故イ・チュンヨン代表に贈られ、代理として息子が受け取った。この日、イ・チュンヨン代表の息子は「名誉ある賞をくださった釜山国際映画祭に心から感謝する。 個人的には父親がいない映画祭に来るのが珍しい」とし、「父親のことを考えると温かかった記憶がある。映画人としての父の人生を振り返ると、感動的で尊敬する瞬間が多くあった」と切り出した。

続いて「この場もそのような瞬間の一つだ。これから一生、父に対する感動と尊敬を心に抱いて生きていく。これまで父を守り、大切にしてくださった映画関係者の皆さんに、心から感謝する」とし、感動を与えていた。

(写真=釜山国際映画祭)

今年のアジア映画人賞は、大御所イム・グォンテク監督が受賞。舞台に上がったイム・グォンテク監督は、多くの俳優、映画関係者から拍手を受けた。

「これまで100本以上の映画を撮ってきたが、自ら完成度が高いと言える映画は撮ったことがない。年齢も終わりに近づいているので(86歳)、そのような映画を撮る機会さえないと思う。それにもかかわらず本当に感謝している」と謝辞を述べた。

その後、開幕作である『賢い医師生活』のチョ・ジョンソク、『ヴィンチェンツォ』のユ・ジェミョンらが出演する、イム・サンス監督の『幸せの国』(原題)が紹介された。本作は2020カンヌ国際映画祭にも招待されたが、新型コロナの影響で開催されなかったため、今回の釜山国際映画祭で初公開された。

出演したパク・ヘイルは「さまざまな面で、今回の釜山国際映画祭はより特別となった。少しでも我々の映画が観客を支えてほしい」とし、チェ・ミンシクは「とても会いたかったし、恋しかった。これ以上言葉は必要ない。『幸せの国』という作品が、この釜山国際映画祭で久しぶりに上演することができて光栄だ。楽しい時間になってほしい」と伝えている。

これに対し、MCのソン・ジュンギは「チェ・ミンシク先輩の話で色々考え、胸が熱くなる」とし、パク・ソダムも同調していた。

最後にパク・ヒョンジュン釜山市長が映画祭の開幕を宣言し、「昔から釜山国際映画祭の熱烈なファンだった。映画祭が成長する時間を応援して見守っていた。これからは釜山市長として、変わらず支援を惜しまない」と約束した。

第26回釜山国際映画祭は、10月15日まで釜山一帯で行われる予定だ。

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