9月29日、Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』に主演した俳優パク・ヘスのオンラインインタビューが行われた。
【写真】“血だらけでもニッコリ”『イカゲーム』の撮影裏側SHOT
『イカゲーム』は、賞金456億ウォン（約45億円）がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、優勝を目指して命をかけた極限のゲームに挑む物語。
イ・ジョンジェ、パク・ヘスによる演技合戦のほか、コン・ユ、イ・ビョンホンらの特別出演も話題を集めた。
パク・ヘスは本格的なインタビューの前に、結婚3年目にして父親になったことを報告。「『イカゲーム』の人気のおかげで子供が産まれたことも世界的に祝福された」と嬉しそうに話した。
『イカゲーム』の世界的な人気を予想したというパク・ヘス。
彼は「世界的な人気を見込んでいた。韓国的なゲームだったが、人間なら共感できる部分がある。共感できることについて、視聴者の方々もいろんなことを考え、悩むだろうと思った」とし、「命がけのゲームという極端な素材も、人気の要素になると思っていたが、ここまでブームになるなんて知らなかった。海外にいる知人からも連絡が来て、人気を実感している」と語った。
パク・ヘスが出演を決めたのは、台本の役割が大きい。
「監督のシナリオと素材が持つ力がある。シナリオに書かれたキャラクターたちの心理変化が興味深かった。ぜひ参加したかった。撮影の時は（自分が演じた）チョ・サンウに違和感を覚えなかった。演技ではないような、不思議な感覚だった。ただ、撮影が終わってみると自分はソン・ギフン（演者イ・ジョンジェ）と最も似ていると思った」
一緒に共演した俳優はもちろん、主人公役のイ・ジョンジェにも感謝の気持ちを伝えた。
「俳優たちみんながキャラクターになりきっていて、大変な時は互いに頼り合った。中心となったイ・ジョンジェさんがすぐ近づいてくれて、フレンドリーに接してくれた。彼は俳優たちにとって憧れの存在なので、共演できて光栄だ。お家にも遊びに行ってワインを飲んだり、お芝居やこれからのことについてアドバイスを聞いたりした。ご一緒できて嬉しかった」
『イカゲーム』のシーズン2を期待する声も上がっているなか、パク・ヘスが演じたチョ・サンウは自ら死を選んだ。
彼は「死ななければならない人物だった。だから（個人的には）惜しい。監督が前日譚を作るかもしれない。もしシーズン2があれば、ギフンの夢にでも出たい」と意欲を見せた。
『イカゲーム』を演出したファン・ドンヒョク監督に対する尊敬も表している。
「本当にお会いしたかった。前作の熱狂的なファンだ。『天命の城』『トガニ 幼き瞳の告発』『あやしい彼女』全部好きだ。あらゆるジャンルに挑戦されている。ユーモラスで機転が利く。ピュアな時もあるし、集中すれば冷たい時もある。自分がうまく成長して、ずっとご一緒したい監督だ。撮影現場ではサンウの立場を説得させて下さった。セリフも撮影前日まで悩み、修正して下さって感謝している」
最後にパク・ヘスは「実は作品の撮影は続けていたが、観客に観ていただくのは久しぶりだ。『イカゲーム』の反応が本当にありがたかった。よくやっている、間違っていないと言ってくださるみたいで、よかった。撮影しながらも多くのことを学んだが、作品が愛されながら学ぶことも多い。41歳（数え年）なのにまだまだ学びがある」と締めくくった。
（記事提供＝OSEN）
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