SUGAがアンチの“BTS政治利用”という声に忠告「ご覧にならなくてもいい」

2021年09月25日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)のSUGAが“アンチ”に対して厳しく忠告した。

9月22日、BTSメンバーがNAVER VLIVEを通じてファンとコミュニケーションを取る中でSUGAは、「私たちはスピーカーだ。インタビューの時も、国連総会を見ても人々が見る視聴率のようなものが限られているのに、私たちが参加することで視聴者が増えたことについて、とても多くの話をしてくださった」とし、国連行事参加について言及。

続いて「人々は最初、“BTS、お前たちは歌手だが、お前たちが行って何をするのか”と言っていたが、私たちもすべて知った上で、その役割を果たすために来た。SDGs(持続可能な開発目標)関連の広報も兼ね、知らせるために来た。色眼鏡でご覧にならなくてもいい」と説明していた。

『大統領がBTSを政治利用している』

このSUGAの発言は、BTSの国連での活動が発端と見られる。

SUGA

BTSは9月20日、「未来世代と文化のための大統領特別使節」の資格で国連総会に出席。「持続可能な開発目標(SDGs)モーメント」の開会セッションで、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に続き登壇し、メンバー7人が韓国語で演説を行っていた。

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今回の一連の活動に対して一部のネットユーザーからは、「文大統領がBTSの人気を政治利用している」という声も噴出しているようだ。

これらの声に関してパク・スヒョン青瓦台(チョンワデ、大統領官邸)国民疎通首席は、9月23日に行われたMBCラジオ『キム・ジョンベの視線集中』でのインタビューで、「私たちではなく国連が招待したものだ。国連がそれぞれの意味を持って招待したのだから、文大統領は文大統領のまま、BTSはBTSのままで、韓国の品格と文化の力がこのように大きくなったというプライドを持っても十分だ」と述べている。

(写真=BIGHIT MUSIC)

K-POPアーティストとしてアメリカの音楽市場を席巻し、K-POPというカテゴリーを超えて21世紀の“ポップアイコン”となったBTS。

今では音楽というカテゴリーさえ超え、韓国を代表する“民間外交使節”であり、“K-カルチャーの伝令”として大活躍している反面、今回のSUGAの言葉があらわす通り、いわゆる“アンチ”も少なくないのが現状だ。

しかし、このような声が多数浮上するということは、彼らの影響力がそれほど大きくなったという証とも言える。

◇SUGA プロフィール

1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に現在の所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。

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