“羨望の眼差しは消えた” 韓国芸能界、相次ぐスキャンダルに信頼が急落へ

BIGBANGの元メンバー、V.Iによるクラブ「バーニングサン」騒動が始まって以来、韓国芸能界には事件・事故が後を絶たない。

性売春あっせんや海外遠征ギャンブル、警察との癒着疑惑が浮上したV.Iをはじめチョン・ジュニョン、ロイ・キムなどが違法映像撮影・流布疑惑などで連日物議を醸しているだけでなく、最近は「A氏暴露」も芸能界を震わせている。

麻薬使用疑惑が上がった南陽(ナミャン)乳業創業者の孫娘ファン・ハナ氏が、「芸能人A氏の強要で麻薬を吸引した」と主張。

A氏に対する憶測が飛び交う中、元恋人であるJYJパク・ユチョンは「自分は決して麻薬をしていない」と、記者会見を開いて強く主張した。

さらに、タレントのエイミも自分のSNSに「芸能人A氏と一緒にプロポフォールとゾルピデムを投薬した」との書き込みを投稿している。

彼女によると、「A氏」とはかつて親しかった男性芸能人で、2012年にプロポフォール投薬疑惑を受けた当時、兵役中だった彼に頼まれて彼の名前は明かさなかったという。

エイミがの警察の調査を受ける前、A氏はエイミの性的暴行の写真や動画を撮影し、暴露できないようにしようという提案を知人にしていたことも明かして、衝撃を与えている。

かつて大衆から羨望の眼差しを向けられた芸能人だったが、今や信頼が急落した様子だ。

多くのネット民からは、「テレビに映る芸能人の姿は信じられない」「どの芸能人だろうとファンにはならない」という声を寄せているだけに、広告業界も少なからず影響を受けているという。

(関連記事:スキャンダル多発の韓国芸能界は今…「笑い話をチェックするほど敏感な時期」

広告関係者は「スターを起用したマーケティングは相変わらず大きな割合を占めるが、最近は少しずつ躊躇する傾向にある。起用したスターがどんな疑惑に巻き込まれるか分からないからだ。代案としてインフルエンサーを起用したり、リスクを最小限にできるスターマーケティング方法を探っている」と話した。

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