世界にメッセージ伝えたBTS「より良い未来に向かって」…国連演説後のインタビューが公開

2021年09月21日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)が「未来世代と文化のための大統領特別使節」の資格で第76回国連総会の開会演説を終えたなか、その後に行われた「SDGモーメント」インタビューが国連公式YouTubeチャンネルで公開された。

【写真】「これは反則」黒スーツのV(テテ)、国連スピーチ後

BTSは、9月20日に開催された国連総会特別イベント「SDGモーメント」の開会セッションで、青年と未来世代を代表して彼らの声を伝えた。メンバー7人は演説直後に行われた「SDGモーメント」インタビューで、今回の演説の背景とSDGに対する所信を明らかにした。

「SDGモーメント」とは、“持続可能な開発目標”(SDGs)の達成期限である2030年までを「行動の10年」と定め、目標達成に向けた行動を加速するために行われる会合のことだ。

国連グローバル・コミュニケーション局のメリッサ・フレミング(Melissa Fleming)事務次長が進行を引き受け、インタビューには韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も一緒に参加した。

「責任感を持っている」

BTSの国連演説は2018年と2020年に続き、今回が3回目であり、今年は「特別使節」の資格で参加した。

(写真=BIGHIT MUSIC)国連総会で演説するBTS

BTSはインタビューで、「国連(総会場の)参加は2回目であり、オンラインを含めるとスピーチは3回目だ。初めてでもないのに、まだ緊張した」とし、「身に余る光栄なことだと思い、同時に責任感を持っている。今回は大統領特使として出席したが、全世界の未来世代に投げかけた質問の答えに基づき、彼らの立場をすべての世代に伝えることができるように努力した。機会を与えくれたすべての方々に感謝する」と感想を伝えた。

フレミング事務次長が「SDGがBTSと世界にとって重要な理由」について尋ねると、BTSは「世の中には僕たちが今経験しているパンデミックのように、様々な困難や危機がある。SDGは、現在世代と未来世代のバランスを合わせるための、誰もが公平な利益を享受するために設定された共通の目標だと思う。僕たちは、現在世代であると同時に、今後も生きていく未来世代でもあるので、SDGに対して大切に考え、責任感を持っている」と述べた。

BTSはファンへのメッセージやSDGと関連してファンに期待したいことについて聞かれると、「今回、未来世代の様々な意見と回答を見て、パンデミックの状況にもかかわらず、夢と情熱を持って肯定的に生きている人々が多いことに改めて気づいた。僕たちは“ロスト・ジェネレーション”ではなく、“ウェルカム・ジェネレーション”」とし、「着実に努力しながら解決していき、より良い未来に向かって進んでみよう」と答えた。

(画像=国連公式YouTubeチャンネル)

文在寅大統領も今回のインタビューで、SDGが重要な理由などを説明した。特にBTSを特使に任命した理由と期待についても明らかにした。

文大統領は、「BTSは最高のアーティストであり、パンデミックに苦しむ世界の若者に共感と希望のメッセージを伝えた」とし、「受けた愛を良い影響力で返すというところが特別な点だと考えている。未来世代、若い世代の声を代弁しながら、彼らがより活発に参加できるように促す役割ができると期待して、特別使節を任命し、同行することになった」と述べた。

「未来世代と文化のための大統領特別使節」に任命されたBTSは、第76回国連総会の演説と「SDGモーメント」インタビューをはじめ、メトロポリタン美術館の韓国室訪問、米ABC放送のインタビューなど、活発な特使活動を広げている。

(記事提供=OSEN)

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