韓国KBSが7月7日、東京オリンピックKBS放送団のオンライン記者会見を行い、新型コロナという特殊な状況の中でも熱い五輪中継を約束した。
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記者会見に出席したチョン・ジェヨンKBSスポーツ局長は、「公営放送KBSが今まで経験したことのない特殊中継に挑む」と切り出し、「臨場感たっぷりの中継を届けると同時に、コロナから制作陣の安全を守らなければならない。さまざまな不明点が存在するが、どこよりも見応えのある中継を約束する」と述べた。
チョン局長によると、「東京のスタジオで現場のリアルな様子を伝えるのがKBSの義務だ。サッカーと野球の全試合は現場で生中継することにした。KBSの全チャンネルを使って生き生きとした様子をお届けする」という。
東京にスタジオを設けるだけに、放送団全員が2回のワクチン接種を完了したと明かした。
チョン局長は「東京オリンピックに対する期待と心配を熟知している。ただ、オリンピックが与える感動の瞬間があるので、その瞬間を共に味わいたい」とし、「サッカーと野球を現場で伝える東京スタジオを諦められなかった。コロナで多くを縮小したが、現場だけはKBSがお届けする」と意気込んだ。
また、「今回のように大変なオリンピックは初めてだ。本当に最善を尽くして良い姿をお見せする。コロナで疲れている国民たちに小さな慰めになれると嬉しい」と期待感を示した。
KBSは今回の東京オリンピックに向けて65人の放送団を構成した。野球では元メジャーリーガーの朴賛浩(パク・チャンホ)、サッカーは元韓国代表の趙源熙(チョ・ウォニ)などが解説委員を務める。
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