“牛乳注射”の違法投薬疑惑を受ける人気俳優ハ・ジョンウ、正式裁判へ…8カ月で10回以上使用

2021年06月24日 話題

“牛乳注射”と呼ばれるプロポフォールの違法投薬疑惑を受ける俳優ハ・ジョンウが、正式に裁判を受けることになった。プロポフォールは韓国で2011年に麻薬類向精神薬に指定されている。

【実話】ハ・ジョンウが警察に捜査協力…ハッカー相手に縦横無尽

6月23日、法曹界によると、ソウル中央地裁・刑事27単独(シン・セア判事)は前日、罰金1000万ウォン(約100万円)で略式起訴されたハ・ジョンウを正式裁判に回付した。

ハ・ジョンウは同じ裁判所の薬物担当裁判部である刑事24単独(パク・ソルア判事)の審理で裁判を受けることになり、初公判期日は未定だ。

略式起訴とは、軽い容疑を正式な裁判ではない書面審理を通じて略式命令を下してもらうよう、検察が裁判所に請求すること。しかしハ・ジョンウのプロポフォール違法投薬容疑は、略式命令が適切でないと判断され、正式公判に引き渡された。

ハ・ジョンウ

ハ・ジョンウは、2019年1月から9月まで向精神薬に分類されるプロポフォールを不法に投薬した容疑を受けて、今年5月、罰金1000万ウォンで略式起訴された。

当時、彼はプロポフォール違法投薬疑惑を受けたことについて、「顔のニキビ跡によって皮膚科治療を受けており、レーザー施術のような苦痛が伴う治療の場合には睡眠麻酔をした状態で受けたりもした」とし、「検察は2019年1月頃から9月頃までの間、上記のような施術過程で必要以上の睡眠麻酔が行われたと判断したものと理解している」と説明した。

ハ・ジョンウは「過分な愛を受けてきた俳優として、より厳格な自己管理が必要であるにもかかわらず、実際に施術を受けたため過ちだと思わなかった安直な判断を反省している」と頭を下げた。

検察は、彼が2019年1月から9月まで10回以上も兄弟やマネージャーの名前でプロポフォールを投与した過程を麻薬類管理法違反と判断した。

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