「姉はいじめで脱退した」と主張して告訴された元APRILメンバーの弟、警察が“嫌疑なし”と判断

2021年06月23日 話題

グループ内の“いじめ疑惑”で注目を集めるK-POPガールズグループAPRIL。その疑惑を最初に提起した元メンバーの弟を所属事務所DSPメディアが告訴したが、警察が“嫌疑なし”と判断した。

【全文】「姉はいじめで脱退した」グループ内の“いじめ疑惑”が浮上

6月23日、メンバーにいじめられてグループを脱退したと主張する元メンバー、イ・ヒョンジュ側の法律代理人は「警察が去る14日、イ・ヒョンジュの実弟が2月28日に書いた“元APRILメンバーの弟です”という文章と、3月3日の“イ・ヒョンジュ姉さんの弟です”というタイトルで投稿した文章に対して、名誉毀損の構成要件の該当性が認められないという内容の不送致(嫌疑なし)決定を下した」と明かした。

「誹謗の目的があったと見ることは難しい」

警察によると、イ・ヒョンジュの弟が作成した文章で問題となる部分は、イ・ヒョンジュがグループ内でいじめを受けてきたという内容、会社を訪れたイ・ヒョンジュの母親を見てメンバーたちが嘲笑ったという内容、自動車のイ・ヒョンジュの座席に腐ったキムパプ(海苔巻き)を置いてメンバーたちが悪口を言ったという内容、イ・ヒョンジュの靴を他のメンバーが履いて返すときに投げたという内容、祖母からもらったタンブラーにメンバーがチョングッチャンを入れたという内容などだ。

イ・ヒョンジュ

調査の結果、イ・ヒョンジュの弟は、一連の過程をいじめではなくハプニングとして表現しており、イ・ヒョンジュが本人の意思でチームを脱退したという記事を見た後は真相を正しているため、「イ・ヒョンジュの弟に誹謗の目的があったと見ることは難しい」と判断した。

また、イ・ヒョンジュがグループ内でいじめを受けて辛そうにしたということと、APRIL活動当時、タンブラー事件や靴事件があったこと自体は事実で、内容も大きく外れていないため、虚偽事実だといえないと判断した。

法務法人は「イ・ヒョンジュの弟は去る20日、嫌疑なしの決定を通知され、閲覧謄写の申請を通じて22日に具体的な不送致理由を確認することができた」とし、「告訴人(DSPメディア)側もイ・ヒョンジュの弟と同じく、去る20日前後に嫌疑なしの決定に関する通知を受けたと思われる」と説明した。

APRIL

そして「告訴人たちが当初から法的な判断を受けるとし、未成年者であるイ・ヒョンジュの弟などに対して告訴の手続きを進行しただけに、法が定めた手続き内で必要な主張をすることを望む」と強調した。

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