韓国で若者のリアルを描く「いまどき青春ドラマ」続々登場!一部話数はR-18指定も

2021年06月20日 テレビ #韓国ドラマ

韓国でウェブ漫画を原作とする青春ドラマが相次いで制作されている。

【写真】『ユミの細胞たち』アン・ボヒョンの「原作再現度MAX」な姿が話題

6月14日に放送開始されたKBS2ドラマ『遠くから見れば青い春』(原題)も、同名のウェブ漫画が原作だ。パク・ジフン、カン・ミナ、ペ・インヒョクが性格や家庭環境、成長過程がそれぞれ違うキャラクターを務め、大学生たちの成長の痛みを描く。

俳優ソン・ガン、ハン・ソヒを起用したJTBCの新ドラマ『わかっていても』も、同名の人気ウェブ漫画が原作となっている。愛は信じられないけど恋愛はしたいユ・ナビ(演者ハン・ソヒ)と、恋愛は面倒でもときめきたい男パク・ジェオン(演者ソン・ガン)の“ハイパーリアルな”ロマンスを描く作品で、20代青春男女の現実を見ることができる。

(写真=KBS2、JTBC)

下半期に放送予定の『ユミの細胞たち』(原題)の原作も、大ヒットした同名のウェブ漫画だ。30代の平凡な社会人・ユミの恋愛と日常が脳内の細胞たちの視点で描かれる斬新な作品で、キム・ゴウン、アン・ボヒョン、イ・ユビらが出演する。

(写真=BHエンターテインメント)キム・ゴウン

それぞれカラーとジャンルは違うが、20、30代の姿をリアルに描き出すところは似ている。『わかっていても』は、原作でも20代男女の強烈な恋愛模様が描かれただけに、ドラマも一部話数が19禁(R-18)指定となった。

あるドラマ関係者は「過去の青春ドラマが前向きなメッセージを伝えたとすれば、最近は若者の苦悩と混乱からロマンスまで、立体的な話を描いている。青春の持つ欠乏と不安を、変化する時代とともに適切に反映すれば、多くの共感を得られると期待されている」と話した。

『ユミの細胞たち』の場合、積極的にMZ世代をターゲットにする予定という。他の関係者は「MZ世代を主要読者層とするウェブ漫画をドラマ化し、OTTで配信することで幅広い視聴者層を確保できると見ている」と述べた。

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