4月末の活動終了が予定されているIZ*ONE（アイズワン）の解散を防ごうと、ファンが展開しているクラウドファンディングが初日で20億ウォン（約2億円）を突破した。
初日で目標額を200％達成したことになる。
韓国のクラウドファンディング・プラットフォーム「wadiz」には4月21日、「IZ*ONEの再ローンチのための小さな一歩、並行宇宙プロジェクト」というタイトルのクラウドファンディングが掲載された。
これはIZ*ONEのファン連合「並行宇宙プロジェクト運営委員会」が展開しており、IZ*ONEが再結成すれば、これだけの購買力があるということを証明するためのプロジェクトといえるだろう。4月以降のIZ*ONE活動再開を目標としている。
10億ウォン（約1億円）を目標額に定めて始まった同クラウドファンディングは、4月21日9時30分に始まると、30分も経たずに目標額を達成。15時には17億4000万ウォンまで増加し、4月22日11時現在、21億ウォン（約2億1000万円）を超えている。
参加サポーター数も1万1000人を突破。1000万ウォン（約100万円）を出した人が12人、100万ウォン（約10万円）を出した人が830人に上っている。
「並行宇宙プロジェクト運営委員会」は、集めた資金でIZ*ONEの活動を支援したいという計画だ。また参加サポーターには、IZ*ONEの活動再開が決まった際に発売されるアルバムやグッズなどを通じて、募金額相当の補償をすると明かしている。
なおIZ*ONEを輩出したオーディションプログラム『PRODUCE 48』を制作・放送した韓国の音楽専門チャンネルMnetは去る3月10日、「アジアを代表するガールズグループに成長したIZ*ONEのプロジェクト活動は、予定通り4月に終了することとなりました」と発表した。
解散の経緯についてMnetは「MnetとSWINGエンターテインメント、OFF THE RECORDエンターテインメントはプロジェクトの終了を前に12人のメンバーにとって最善の活動を考え、各自の所属事務所の意見を聴取しながら議論を続けてきた」と説明した。
同クラウドファンディングの期間は6月21日まで。IZ*ONEの解散を惜しむファンの思いが届くのか、注目したい。
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