韓国で全100話の大河ドラマ制作へ。王妃たちの壮大なる一代記を描く『朝鮮王妃列伝』

韓国の総合メディアグループIHQ(IHQ, INC)が、全100話の大河ドラマ『朝鮮王妃列伝』(仮題)を制作する予定だ。

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IHQは4月20日、「ドラマ制作の名家であるVictory Contentsと、番組およびドラマ制作分野の相互交流に関する業務協約を締結した」とし、「全100話の大河ドラマ『朝鮮王妃列伝』を披露する予定」と明かした。

前日、Victory Contents本社ではコロナの拡大防止のためパク・ジョンジンIHQ総括社長とチョ・ユンジョンVictory Contents代表など、最小限の人数が参加したなかで協約式が行われた。

両社は全12話のドラマ『欲望』(原題)と、全100話の大河時代劇『朝鮮王妃列伝』の制作について協議を始めている。

(写真提供=IHQ)

『朝鮮王妃列伝』は、朝鮮の偉大な王たちはすべて男だったが、その男を支配したのは女性だったという視点から始まる物語。

王の治世に隠れていたが、政事と秘事を支配しながら愛と痴情を行き来していた王妃たちの壮大なる一代記が描かれる予定だ。ドラマ『夜警日誌』『風と雲と雨』(原題)などで筆力を認められた時代劇の若手作家バン・ジヨンが脚本を手がける。

IHQはドラマ『根の深い木 -世宗大王の誓い-』『あなたが眠っている間に』などを制作したドラマ制作会社であり、マネジメント社「sidusHQ」のほか、「コメディTV」「DRAMAX」「CUBE TV」など5つの有料テレビチャンネルを抱える総合メディアグループだ。

Victory Contentsはヒットドラマ『バリでの出来事』『銭の戦争』などを世に送り出したコンテンツ制作会社。最近は女優キム・ソヒョン主演の時代劇『月が浮かぶ川』(原題)を手がけた。

この日、パク・ジョンジンIHQ総括社長は「これからIHQはドラマを皮切りに世界中の視聴者が注目するオリジナル・コンテンツのラインナップを強化する予定だ。その一環として、Victory Contentsと互恵的なレベルで協力関係を維持していくことで、相互発展を期待している」と述べた。

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