女優イ・ボヨンが、これまで見せたことのない“母性愛”でドラマファンの心を揺さぶる見込みだ。
イ・ボヨンは5月から放送開始の新ドラマ『Mine』(原題)で、元トップ女優でヒョウォン家の次男の妻、ソ・ヒス役を演じる。財閥家に入ってきて目障り扱いされたが、常に堂々とした態度で自分自身を守ってきた女性だ。
“信じて見る”と言われるほど、演技力に定評のあるイ・ボヨンが、ソ・ヒスというキャラクターにどんな演技で生命力を吹き込むか注目が集まるなか、イ・ボヨンは「台本がすらすら読めた。今まで出演した作品とは違う雰囲気で、演じたことのないキャラクターだった」と出演の理由を明かし、さらに興味を掻き立てた。
また、「ソ・ヒスはすごく率直で、飾り気のない人だ。心の中にある思いをそのまま表すタイプ」と述べ、芯の強さをうかがわせた。
ソ・ヒスの母性愛も見どころだ。夫のハン・ジヨン(演者イ・ヒョンウク)と結婚し、彼の息子に対して我が子のように純粋な愛情を注ぐためだ。
それについてイ・ボヨンは、「私も母親として子どもを産んで育てており、前作『母親』をやりながらも共通して考えたことがある。産んだ情もあるが、育てた情のほうが大きい、ということだ。私が子供と一緒に過ごす時間、一緒に成長していく時間がとても大事だと思う。ソ・ヒスにとって母性愛は息子そのものに大きな意味があるようだ。結婚して財閥家に入ったとき、頼れる存在であり彼女を受け入れてくれる唯一の存在である息子が、彼女の生きる原動力でエネルギーになっていると思う」と語った。
『Mine』は、世間の偏見から脱して本当の自分を探していく強靭な女性たちの物語。
ドラマ『品位のある彼女』『力の強い女ト・ボンスン』などで知られるペク・ミギョン作家と、『恋するアプリ Love Alarm』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のイ・ナジョン監督が手がけ、女優イ・ボヨン、キム・ソヒョンがW主演を務める。来る5月から韓国tvNにて放送開始。全16話予定。
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