『パラサイト』のポン・ジュノ監督、“韓国版ノーベル賞”の賞金3億ウォンを全額寄付

2021年04月07日 話題

『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が、「湖巌(ホアム)賞」の賞金3億ウォン(約3000万円)を全額寄付すると明らかにした。

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『パラサイト 半地下の家族』の制作会社BarunsOn E&Aは4月7日、「2021 湖巌賞の芸術部門を受賞したポン・ジュノ監督が、賞金3億ウォンを独立映画発展のために支援事業に寄付することとなった」と発表。「少しでも、韓国映画に新鮮なエネルギーを吹き込み、世界を広げてきた独立映画の創作者たちの力になりたい」と寄付の経緯について説明した。

今後の動きについても「寄付に関する詳細事項は短編映画を含む独立映画の監督への効率的な支援となるよう、4月中に関係者らと協議する予定」と話している。

湖巌賞は「韓国版ノーベル賞」とされる授賞式で、学術、芸術と人類の福祉増進に顕著な貢献をした韓国内外の韓民を表彰するため、1990年にサムスングループによって創設された。名称の由来は、サムスングループの創業者イ・ビョンチョルの雅号「湖巌」から。化学、工学、医学、芸術、社会奉仕の部門に分かれている。

今年の湖巌賞授賞式は、来る6月1日に開催される。

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