『花男』女優ク・ヘソン、講演「私たちが女性芸能人を安易に憎む理由」に共感。どんな内容?

2021年04月04日 話題 #ク・ヘソン

女優ク・ヘソンがとある講演を共有して話題になっている。

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ク・へソンは4月2日、インスタグラムに「いい講演なので共有します。私のインスタのメイン画面の上段にリンクを置きました」というコメントとともに、1枚の画像を投稿した。

ク・へソンが共有した講演は、作家チェ・ジウンの「私たちが女性芸能人をより安易に憎む理由」というタイトルのもの。ク・へソンはこの講演内容に共感したわけだ。

ク・へソンが共感した講演の内容は?

10年間、大衆文化の記者として活動してきた作家チェ・ジウンの講演では、まず「男性芸能人と女性芸能人で嫌いな3人を挙げ、簡単に理由を書いてみてください」と問いかけられた。

傾向として男性芸能人の嫌いな理由は、「不法撮影」「性犯罪」「飲酒運転」「嫌悪発言」が多いという。一方で女性芸能人の場合、嫌いな理由は「うわべだけ」「構ってちゃん」「気が強そう」「ただ単に」などが多いそうだ。

ク・へソンが共有した講演

その傾向についてチェ・ジウンは「男性芸能人が嫌いな理由は犯罪のためだが、女性芸能人を嫌う理由は自分の気分と関連している」と解説し、「私たちはなぜ女性と男性を違う基準で評価しているのか」と問題提起した。

彼女は続けて、5年前にテレビ番組のプロデューサーから聞いた言葉として、「視聴者が女性と男性で許容する範囲が違う」と紹介。男性芸能人に比べて同じ言動をしても、女性芸能人のほうが許されることが少なく、制作陣も使いづらがっていたと話したという。

バラエティ番組の状況も現在は大きく変わったが、それでもまだ変わっていない部分もあるとしながら、「視聴者も変わらなければならない」と強調した。

またチェ・ジウンは「韓国社会は女性の見た目、表情、しゃべり方、趣向など、すべての詳細に評価し、狭い枠からはみ出たら、それを非難する傾向がある。許容される女性の枠があまりに狭い」とし、「そのため女性芸能人の安易に評価され、大きく非難を受ける存在」と指摘した。

だからこそ「メディアなどを通じて多様な女性の姿が見られれば、そういった女性に対する厳しい基準はあいまいとなり、だんだんなくなると思う」とし、「視聴者側も寛大になるべき」と話した。

ク・へソンの講演に関する投稿を見たファンらは、「テレビも視聴者も変わらなければ」「素晴らしい講演の共有、ありがとう」「いつも応援しています」といった反応を見せた。

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。書籍の執筆も手掛けており、昨年は韓国で自身の恋愛経験を基にした『涙はハートの形』(原題)を出版した。

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