BTS（防弾少年団）が、アメリカの3大授賞式に続いてイギリス最高権威の授賞式でも新たな歴史を刻んだ。
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「The BRIT Awards」側は3月31日（現地時間）、BTSを同授賞式のインターナショナル・グループ部門にノミネートした。この部門にはフー・ファイターズやHaim（ハイム）もノミネートされている。
「The BRIT Awards」は1977年を皮切りに、BPI（英国レコード産業協会）の援助のもと現在まで開催されている。イギリスでは音楽分野で最高の権威を誇る授賞式だ。
BTSが今回ノミネートされたインターナショナル・グループ部門では、これまでボン・ジョヴィ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、U2、グリーン・デイ、ダフト・パンクといった世界的アーティストが受賞の栄冠を手にしている。
韓国人アーティストが「The BRIT Awards」の受賞候補者に選ばれるのは、BTSが初めてだ。去る3月に開催された「第63回グラミーアワード」をはじめ、アメリカの3大授賞式で大きな存在感を示したBTSだが、新たな歴史を更新し続ける活躍ぶりには世界中から関心が寄せられている。
さらにいえば、今回のノミネートに関しては世界のARMY（BTSのファン）による影響力が大きいとされている。
昨年開催された「The BRIT Awards」では、インターナショナル・グループ部門が排除された。それによって現地のARMYからは「The BRIT AwardsがBTSの賞を奪った」という声まで上がり、この事実は英公共放送BBCでも報じられた。
結果的にインターナショナル・グループ部門は復活し、2020年にグローバルな活躍で人気を博したBTSは有力受賞候補として取り上げられている。しかし、現時点でBBCでは「最も高い支持を得ているのはフー・ファイターズとHaimだ」と報じ、受賞を巡る熾烈な競争が予想されている。
「The BRIT Awards 2021」の受賞者は、5月11日にロンドンのO2アリーナで開催される授賞式で発表される。例年は2月に開催されていたが、今年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって延期された。
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