Netflixで好評配信中のドラマ『椿の花咲く頃』で主演を務めたカン・ハヌルが、新作映画の制作発表会で自身の“涙”について語った。
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韓国では3月31日、4月に公開を控えた映画『雨とあなたの物語』(原題)のオンライン制作発表会が行われた。
この日チョ・ジンモ監督は同作について「互いが癒しとなって影響しあいながら成長していくような、温かい映画。作品を通じて観客の皆さんに贈りたいものを込めた」と語った。
『雨とあなたの物語』は、偶然届けられた一通の手紙からお互いの人生に影響を与えることになったヨンホとソヒの温かい心を描いた作品。キービジュアルの公開当初から「僕はいま、雨を待っています」というキャッチフレーズがアナログな情緒を予告し、注目を集めていた。
主人公のヨンホ役を務めるのは、同作が4年ぶりのスクリーン復帰となるカン・ハヌル。彼はこの日、ヨンホというキャラクターについて「未来と夢を前にして、さまよっている友人だ。手紙を送ることに対するときめきと待ち遠しさ、そういった気持ちがただ無意味に生きてきた日常の小さな活力になるように、善良な影響力をやがて大きな深い響きにする役割を担っている」と明らかにした。
出演が決まった当時のエピソードについては、こう語っている。
「シナリオに目を通したときは、軍服務中だった。脚本を読みながら涙して、そんな姿を見せるのもなんだかなあと思って早く寝たふりをした思い出がある。軍隊には燃灯時間というものがあって、希望すれば消灯時間を過ぎても本を読める。脚本を読んだのがちょうどそのときで、涙がこみ上げてきたので“だめだ、寝よう”と思った」
『雨とあなたの物語』は、来る4月28日に韓国で公開予定。
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