学生時代、いじめの加害者だったという疑惑が浮上したK-POPガールズグループ「(G)I-DLE」のスジンがいじめられたと主張した被害者に直接会って疑惑を否定。被害者家族が会話内容を伝え、議論が起こっている。
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スジンからいじめを受けたという被害者の姉A氏は3月11日、インスタグラムのライブ放送を通じてスジンに会った後日談を伝えた。A氏によると、スジンは「思い出せないことを謝罪しろと言われても私も困る。私は思い出せない」と話した。
それとともにA氏は「謝罪を受ければ許そうと思っていたが、話し合い、そういう考えがなくなった」と当時の雰囲気を伝えている。
A氏はこれに先立ち、スジンのいじめ疑惑が浮上した後、SNSを通じて妹の被害の事実を伝えてきた。A氏だけでなく、スジンの中学校時代の同級生だと証言した学生らの証言も相次いだ。スジンにいじめられたと言われている女優のソ・シネもSNSを通じて意味深な書き込みを掲載している。
これに対し、スジンは自身の公式サイトにも書き込みを残し、所属事務所のCUBEエンターテインメントを通じて「記憶になく、事実にもない」としていじめ疑惑を否定してきた。
波紋が広がるとCUBEエンターテインメントは3月4日、「スジンはすべての活動を中断し、(G)I-DLEはしばらく5人体制で活動を続ける」と発表。それでも、ファンからは「いじめ疑惑に対する明確な事実関係の調査を履行し、スジンを脱退させよう」という意見も出ている。
それだけでなく、スジンの誕生日を迎え、CUBEエンターテインメントが公式SNSに誕生日メッセージの書かれたビジュアルイメージを掲載すると、スジンの脱退を求める花輪が事務所前に置かれた。
余波が広がっているスジンとCUBEエンターテインメント。グループ脱退へと事態が深刻化するのか、今後の展開に注目したい。
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