アカデミー賞最有力作の映画『ミナリ』が、2月28日(現地時間)に行われた「第78回ゴールデングローブ賞」で最優秀外国語映画賞を受賞した。
最優秀外国語映画賞部門にノミネートされた『ミナリ』は、『アナザー・ラウンド』(デンマーク)、『ラ・ロローナ』(フランス・グアテマラ合作)、『ライフ・アヘッド』(イタリア)、『トゥ・オブ・アース』(米仏合作)などと競合した末に受賞に輝いた。
『ミナリ』は、1980年代に希望を求めて“見知らぬ地”アメリカに渡った韓国人家族の特別なストーリーを描いた映画。韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン(韓国名チョン・イサク)監督が演出と脚本を手がけ、韓国女優ハン・イェリとユン・ヨジョンが出演している。
ハリウッドでは早くも作品性と可能性を認められ、「第36回サンダンス映画祭」を皮切りに各国の映画祭を席巻。今回のゴールデングローブ賞を含めて75冠だ。ゴールデングローブ賞はアカデミー賞の前哨戦と言われるだけに、アカデミー賞での受賞の可否にも関心が集まっている。
映画『ミナリ』は、日本で3月19日に公開予定。
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