韓国の“論文盗作”美人歌手、AIと人間の対決番組に出演も大部分カット…「ご了承ください」

2021年02月16日 テレビ

学生時代に論文を盗作したことで話題となった韓国の美人歌手ホン・ジニョンが、テレビに姿をあらわした。

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2月14日、SBS特番『世紀の対決AI vs 人間』(原題)では、AIと人間の作曲対決編が放送された。

1月29日から5部作で放送されている『AI vs 人間』は、韓国で初めて人工知能(AI)と各分野のトップクラスの人物が真剣勝負を行うAIバラエティとなっており、歌モノマネ、ゴルフ、株式投資、心理分析など計6つの種目で、人間とAIが対決を繰り広げる形式だ。

今回の放送でホン・ジニョンは歌唱者として出演。この番組は数カ月前に収録を終えていたが、収録後にホン・ジニョンの論文盗作疑惑が問題となり、制作陣はどのように放送するのか頭を悩ませていた。

ホン・ジニョン

数カ月間にわたって準備してきたAI開発者と作曲家の努力が、水の泡となる危機に陥ったためだ。ホン・ジニョン出演部分の取り扱いについて悩んだ番組制作陣は、最小化戦略を選択することとなった。

この日の放送で制作陣は「出演者のホン・ジニョン氏が収録完了後、論文盗作ですべての放送から降板すること事態が発生しました。制作陣は作曲編の放送を巡り、大いに悩みました。該当の収録分を廃棄するとなれば、この番組の本当の主人公であるAI開発者と作曲家が、6カ月間にわたり汗を流した努力が水の泡となる」と語った。

続いて「そのため、ホン・ジニョン氏の出演部分を最小限に抑え、放送したいと思います。 必要最低限のコメントと歌唱部分(歌も1番に縮小)を除いて、15分ほどの出演分をすべて削除しました。視聴者の皆さん、ご了承ください」と説明した。

(写真=SBS)ホン・ジニョン出演に関しての文

この放送でホン・ジニョンは、作曲家キム・ドイルの『テレパシー』と、AIが作った『愛は24時間』を歌唱した。

◇ホン・ジニョン プロフィール

1985年8月9日生まれ。2007年にガールズグループ「SWAN」のメンバーとしてデビュー。その後、“韓国の演歌”として知られるトロット歌手に転向してブレイク。美人トロット歌手の代表的な人物となり、バラエティ番組でも活躍した。アジア最大級の音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards」(MAMA)でトロット音楽賞を受賞するなど、数々の賞も受賞している。

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