tvNの新ドラマ『哲仁王后』(原題)の“新奇な”キャラクタービジュアルが公開された。
初回放送を12月12日に控えた『哲仁王后』は、現代を生きる青瓦台のシェフ、チャン・ボンファンの魂が、朝鮮時代を生きる王妃キム・ソヨン(演者シン・ヘソン)の身体に宿ってからの出来事をコミカルに描くフュージョン時代劇だ。
ドラマ『王の顔』『花郎<ファラン>』などを演出したユン・ソンシク監督と、『ドクター・プリズナー』『感激時代~闘神の誕生』の脚本家パク・ゲオク、映画『6年間恋愛中』(原題)のシナリオを手掛けたチェ・アイルが意気投合した作品で、ドラマファンの期待感を高めている。
公開されたビジュアルは各キャラクターたちが“王室の公式インスタグラム”に写真を投稿するコンセプトで、今までにないフュージョン・コメディ時代劇の誕生を予感させている。
まず、朝鮮時代の王妃キム・ソヒョンに扮するシン・ヘソンは、端正な姿でありながら、ハイテンションな男性の魂による“カッコつけたポーズ”を取っていて笑いを誘う。
「王妃は誰よりもおかしい。まるで違う世界から来たように」という文章を添え、考え込む姿を見せているのは王様・哲宗(チョルジョン)に扮するキム・ジョンヒョン。
表向きはただの“操り人形”だが、実は強い内面を持つ“ギャップあり”の哲宗を、キム・ジョンヒョンが時にはコミカルに、時にはシリアスに演じて魅力を引き立たせる見込みだ。
“違う世界”から来た王妃(の魂)と、そんな彼女を興味深い見守る哲宗は、夫婦のダイナミックな関係を描きながら笑いを与える予定。深い戦友愛と、斬新なときめきを交互に感じさせる“少し変わった”コンビネーションに期待が集まる。
ほかにも、哲宗を王に立てた宮廷権力の事実上のトップ、純元王后役のぺ・ジョンオクと、純元王后の弟で権力の中心人物、キム・ザグン役のキム・テウも目を引く。それぞれカリスマ性あふれるオーラと、野望に満ちた目つきを放つ彼らは、巧みな演技で劇中のコミカルさと緊張感を調整する見込みだ。
『哲仁王后』の制作陣は、「現代を生きる自由奔放な“見栄っ張り男子”が、厳しい規律の中で生きている王妃の体に宿ることで繰り広げられる予測不可能な状況が、斬新な笑いをお届けする」とし、「宮廷に新しい風を起こす変わった王妃ソヨンと、彼女を通じて変化を迎える哲宗による“魂の家出スキャンダル”にぜひ期待してほしい」と伝えた。
新ドラマ『哲仁王后』は、韓国tvNにて12月12日よる9時から放送開始予定。
前へ
次へ