3年ぶりの新シーズンとなる韓国ドラマ『秘密の森』シーズン2が、初回から根強い人気を証明した。
8月15日に初回放送となったシーズン2は、検警の捜査権調整の最前線で再会した孤独な検事ファン・シモク(演者チョ・スンウ)と行動派の刑事ハン・ヨジン(演者ペ・ドゥナ)が隠された事件の真実に迫る“内部秘密追跡劇”だ。
2017年に放送されたシーズン1は、キメ細かい台本と緊張感あふれる演出、俳優たちの熱演が混じり合ったクオリティの高さが話題となり、マニアが続出した。それから3年後、ファンが待ちに待ったシーズン2に対しても「待った甲斐がある」との声が上がっている。
映画のような映像表現と、チョ・スンウとペ・ドゥナの演技だけでも見応えのある仕上がりになっているが、事件に対する2人の変わった視線と正義を貫く姿は、視聴者を秘密の森に再び惹きつけた。
それは、視聴率でも証明されている。初回の視聴率は首都圏で平均9.1%、最高10.6%を記録。全国基準では平均7.6%、最高8.9%をマークした。
これは、前シーズンの最終話の視聴率(6.6%)を上回るもので、tvNの土日ドラマの歴代初回視聴率では2位となる。ここ最近、ドラマの視聴率が低迷気味のtvNには、救世主が現れたようなものだ。
しかも、見返しブームが起きたシーズン1は、今も韓国国内のNetflixの人気コンテンツに長期間ランクインされている。数字だけが『秘密の森』の真価とは言い難いが、多くの人が『秘密の森』 を待ってきたことだけは確かなようだ。
『秘密の森』シーズン2を担当するユ・サンウォンCPは、好スタートについて次のように語る。
「初回の視聴率は、新しく始まるシモクとヨジンに対する視聴者の期待感だと思う。ただ、シーズン1がそうだったように、シーズン2も最後に好評を得るべく努力する。秘密の森を待ってくださったファンと視聴者は、多分、周囲にファン・シモクやハン・ヨジンのような人が存在してほしいという気持ちで待ってくださったはずだ。我々の現実と似たような状況に置かれたシモクとヨジンが、どうやって難関に対処し、乗り越えていくかを見守ってほしい」
また、「ご存知の通り、秘密の森はストーリーがキメ細かく積まれていきながらその実態が現れる。その一瞬一瞬を逃さずに見守れば、探していた“秘密の森”が少しずつ見えてくるはずだ」と、見どころを伝えた。
『秘密の森』シーズン2は、韓国tvNにて毎週土曜・日曜よる9時に放送。日本では10月11日からNetflixで全話配信開始。
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