パク・ボゴム、チョン・ヘインに続く?「年下男子」役で期待大の若手3人とは

2020年07月15日 テレビ #韓国ドラマ

韓国ドラマに登場する“年下男子”として新鮮な3人の俳優がいる。ソ・ジフン、ク・ジャソン、キ・ドフンがその主人公だ。

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まずソ・ジフンは韓国で放送中のKBS2ドラマ『あいつがそいつだ』(原題)で、爽やかな魅力を持ったウェブトゥーン作家を演じ、女優ファン・ジョンウム、俳優ユン・ヒョンミンとの三角関係を描いている。

劇中のソ・ジフンは、いたずらな魅力を持つ弟のような年下男子だ。ファン・ジョンウムとは子供の頃から家族のように一緒に育った間柄。長い間ファン・ジョンウムに片想いしてきたソ・ジフンは、ドラマが進むほど自分の想いに確信を持ち、ファン・ジョンウムに向けた“ストレートな想い”で年下男子の魅力を発揮していきそうだ。

ソ・ジフンはドラマ『シグナル』でデビューし、『学校2017』『刑務所のルールブック』『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』『コッパダン~恋する仲人~』『おかえり』(原題)などを通じて、印象的な男らしさから少年のような爽やかさまで多彩な魅力を見せ、次世代スターとして注目された。

(画像提供=KBS)『あいつがそいつだ』に出演中のソ・ジフン

まだ視聴者にとっては見慣れないかもしれないが、『あいつがそいつだ』のチェ・ユンソク監督は「視聴者は“彼はあんなに演技が上手いの?”と感じるはず」と称賛を惜しまない。演技力まで含めて、次世代スターへの期待感が高まっている。

ク・ジャソンとキ・ドフンの魅力は?

俳優ク・ジャソンはJTBCのドラマ『私たち、愛したでしょうか』(原題)を通じて、年下男子の魅力を見せている。

『私たち、愛したでしょうか』は14年目のシングルマザー、ソン・ジヒョをめぐる4人の男性(ソン・ホジュン、ソン・ジョンホ、ク・ジャソン、キム・ミンジュン)による“4対1ロマンス”で、劇中ソン・ジヒョの娘であるオム・チェヨンの実の父親を見つける推理が本格的に始まり、楽しさを倍増させている。

特に最近の放送で、娘役のオム・チェヨウンの担任教師ク・ジャソンが、本当の父親ではないかとの状況が生まれ、視聴者の興味を引いた。

(画像提供=JTBC)『私たち、愛したでしょうか』のク・ジャソン

自然体のまま年下男子オ・ヨヌを演じるク・ジャソンは、187cmのすらりとしたスタイルと温かい容貌で2015年にファッションモデルとしてデビューし、多数の広告とファッションショーの舞台で活動を繰り広げた。以降、2018年の『ミスティ~愛の真実~』でキム・ナムジュの後輩として名前を知らせ、『初対面で愛します』で視聴者の心を捕らえた。

『私たち、愛したでしょうか』に出演中のク・ジャソンは、ドラマはまだ序盤だが、広告界から相次ぐラブコールを受けているとの話もある。

視聴率30%を超えるKBS2の人気ドラマ『一度行ってきました』(原題)で、年下男子のときめきをプレゼントしているのはキ・ドフンだ。

キ・ドフンは劇中、オ・ユナを理解して応援する頼もしいパク・ヒョシン役で視聴者から支持されている。口数も少なく無愛想だったキ・ドフンが、素直で明るいオ・ユナに心を開き始めながら迫力のある年下男子に進化し、本格的に繰り広げられる“快速ロマンス”に対する視聴者の関心を集めている。

(画像提供=KBS)『一度行ってきました』のキ・ドフン

特に最近の放送で元夫に会ったオ・ユナ(ソン・ガヒ役)に「ガヒや、行こう」を叫んで危機から救い出すキ・ドフンの姿は、多くの女性視聴者から熱い反応を受けた。

キ・ドフンはデビュー作であるドラマ『王は愛する』から、『ロマンスは必然に』『アスダル年代記』『幽霊をつかまえろ』(原題)を経て、演技の経験を積んだ。線の太いルックスと特別なフィジカルで視線を集めたキ・ドフンは、『一度行ってきました』を通じて次世代スターとしての可能性を証明している。

年下男子を演じる新顔俳優が増えている理由

20代の主演級俳優が不足しているとされるなかで、ソ・ジフン、ク・ジャソン、キ・ドフンは、次世代の“国民の年下男子”候補に浮上した。

左からソ・ジフン、ク・ジャソン、キ・ドフン

年下男子のキャラクターを演じて“国民の年下男子”と呼ばれたパク・ボゴム、チョン・ヘインの系譜に続き、スター俳優に成長するか注目されている。

とあるテレビ関係者は「最近の女性主人公は、主導的に自らの人生を切り開くキャラクターというのがトレンドになっており、相対的にその女主人公の主体性を強調することができる年下男子がドラマによく登場する」と説明した。

また別のドラマPDは「20代後半から30代前半の男性俳優たちの入隊による“空白期”がある間、ドラマではそれを代替する男性新人俳優を積極的に起用している」とし、「トップスターに成長した俳優の出演料に合わせることが難しいという現実的な理由もある。興行面で多少のリスクを伴うが、新しい俳優の発掘という肯定的な面も持っている」と説明した。

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