“韓国のテラスハウス”とも言えるリアリティ番組『ハートシグナル』シーズン3出演中のチョン・アンナが、いじめ疑惑を否認したなかで、被害者と主張する人々が反論し始めた。
『ハートシグナル』は一般の男女が“シグナルハウス”で共同生活し、そこで起こる恋愛模様をウォッチする番組で、2017年にシーズン1がスタート。まさに韓国版テラスハウスといった番組で、シーズン3は3月25日から放映が始まった。
7月7日、ビジネスパーソンが集まる匿名コミュニティ「ブラインド」には、「こんにちは、私は『ハートシグナル』に出演するチョン・アンナ先輩の学校の後輩です」というタイトルの文章が上がってきた。
チョン・アンナは7月6日に、これまで自身に提起された校内暴力やいじめ疑惑をすべて否定し、法的対応を予告していた。
これに対して“学校の後輩”を名乗る人物は、チョン・アンナの言葉は事実でないとし、「チョン・アンナが投稿したSNSの文章を見て、あの先輩にやられた2014、15年度入学生の団体トークルームが作成され、現在チョン・アンナにやられたことを集めている」と述べた。
公開された文章には、2014年にチョン・アンナのグループが「挨拶をしない」という理由で後輩をひどく叱りつけ、そのうちの1人が自主退学したこと、学術祭で失敗した後輩を苦しめたことなどが暴露された。
文章の作成者は「追加でより深刻な証言もあり、今現在も集まっています。後輩たちに申し訳なかったという心からの謝罪が一言でもあれば、ここまですることはなかった」と、チョン・アンナに謝罪を要求した。
先立ってチョン・アンナは7月6日、インスタグラムを通じて校内暴力やいじめ疑惑などを否定し、虚偽事実に対する法的措置をとると発表した。
彼女は「私に対する事実ではない噂によって、心を痛めている両親や家族、知人に申し訳ない思いがあまりにも大きく、少し遅いかもしれないが、自分に関する話をしてみようと思う」などと、これまで提起された疑惑を全面否定した。
続いて「後輩という理由だけで誰かを一方的に苦しめた事実はない」とし、「悪質な目的を持って刺激的に誇張された表現で書かれた文章」と主張した。
最後に、自分を取り巻く噂によってパニック障害とうつ病が生じ、治療中だと明かし、悪質な書き込みや虚偽の文章には法的対応をとると強調した。
放送序盤から出演者たちの過去や人格をめぐり、さまざまな疑惑と暴露が続いた『ハートシグナル』シーズン3は、7月8日21時50分に最終回を放送する。
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