巨額の横領で有罪判決を受けた女優ファン・ジョンウムに新たな動きがあった。
個人事務所を正式に登録したことが明らかになり、復帰に向けた準備段階に入ったのではないかとの見方も出ている。
ファン・ジョンウムは最近、自身が代表を務める個人事務所を「大衆文化芸術企画業」として正式に登録した。これにより、2013年7月の会社設立から約12年半を経て、ようやく法的に芸能マネジメント業を行える体制を整えた形となった。代表取締役にはファン・ジョンウム本人が、社内取締役には母親が登録されている。
これまで個人事務所「フンミンジョンウムエンターテインメント」は、大衆文化芸術企画業の登録を行っていなかったことで議論を呼んでいた。韓国では近年、個人事務所が同登録を行わないまま活動していたケースが相次ぎ、問題視されている。ファン・ジョンウムも例外ではなく指摘を受け、昨年11月から登録手続きを進めてきたとされる。今年1月9日には「登録に必要な教育課程をすべて修了し、手続きは最終段階に入っている」と明かしていた。
一方でファン・ジョンウムは、自身が全株式を保有していた家族経営の会社から約42億ウォン(約4億2000万円)を横領したとして起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けている。裁判では公訴事実をすべて認めており、横領した資金のうち大部分は仮想通貨への投資に使われたことが明らかになった。残りは固定資産税や地方税の納付、クレジットカード代金の返済などに充てられていたという。
またファン・ジョンウムは、自身の個人資産を処分するなどして、昨年5月30日と6月5日の2度にわたり、会社に対して「仮払金」として使用していた資金を全額返済したことも確認されている。
法的問題に一定の区切りをつけたうえで個人事務所の登録を完了させた今回の動きは、芸能活動再開を見据えた環境整備と受け止める向きもあり、今後の動向に注目が集まりそうだ。
◇ファン・ジョンウム プロフィール
1984年12月25日生まれ。2001年にガールズグループSugarでデビュー。2004年に脱退した翌年、ドラマ『ルル姫』で女優活動を開始。『明日に向かってハイキック』『私の心が聞こえる?』『ゴールデンタイム』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』などの作品で演技力と人気を証明。2020年の『サンガプ屋台』『あいつがそいつだ』では主演。2016年に元プロゴルファーと結婚し、2児の母となるが、2025年5月に離婚が成立した。
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