BTSのJIMIN、女優チェ・ジウ、G-DRAGONなど韓国芸能界で幅広い人脈を持つことで知られるタレントのチョ・セホ(43)が、暴力団との関係疑惑でレギュラー出演していたバラエティ番組をすべて降板したなか、暴露者A氏がチョ・セホ夫妻とみられる写真を追加公開し、波紋が広がっている。
A氏は12月10日、自身のSNSに「最近公開した内容で論争が大きくなっているが、私の目的は最初から最後までひとつだった。不法賭博問題と、それによって発生した被害を知らせ、正すためだった」と書き込んだ。
先立ってA氏は、チョ・セホが慶尚南道・居昌(コチャン)地域最大の暴力組織の実力者であり、不法賭博サイトの運営や資金洗浄の疑いを受けているチェ氏と、長年親しくしてきたと主張した。
A氏は、2人が酒席を共にし、チョ・セホがチェ氏から高価な贈り物を受け取ったほか、組織員が運営するフランチャイズを宣伝したと疑惑を提起した。それを裏付ける証拠として、2人の親しい様子が写った写真も公開した。
これに対し、チョ・セホの所属事務所A2Zエンターテインメントは「チェ氏はイベントで知り合った単なる知人にすぎず、金品や対価性のある贈り物はなかった」と反論。しかしA氏は、「賭博資金洗浄に関連した追加の情報がある」として追加暴露を予告していた。
その後、チョ・セホは『ユ・クイズ ON THE BLOCK』や『1泊2日』から自ら降板を決定。所属事務所は「今回の事案を厳重に受け止めており、失墜したイメージを回復するため法的対応を強化していく」と述べ、「チョ・セホ氏はチェ氏の事業と無関係であり、金品の授受も事実無根だ」と重ねて強調した。
A氏は「降板の決定を尊重する」としながら、「チョ・セホ氏が責任ある姿勢を見せた以上、今後は資料を外部に共有せず保管する」と述べた。しかし一部のネットユーザーが「金銭的な合意があったのではないか」と疑惑を提起すると、A氏は即座に反論に乗り出した。
A氏は「誰に対しても金銭的な要求をしたことはなく、金銭の提案や対価性行為に関与したこともない」と断言した。続けて「法的対応を避けない。不利益があっても最後まで真実を正す」とし、強い姿勢を維持した。
A氏は「特定人物を貶めることが目的ではなく、問題があるなら明らかにされるべきだという原則のもと行動した」と述べ、「ただし、今後事実と異なる主張が繰り返されたり、一方的な法的攻勢が続いたりする場合は、証明可能な資料を公開する」と警告した。
あわせてA氏は、ぼかして編集された、チョ・セホ夫妻とみられる酒席での写真をSNSに掲載した。
A氏は先に「チョ・セホが結婚前、現在の妻とチェ氏の自宅で一緒に写った写真がある」とし、チョ・セホが親交を否定する場合に公開すると予告しており、今回の投稿は実質的に警告メッセージと解釈されている。
なおチョ・セホは12月9日、SNSを通じて「イベント活動をしながらさまざまな人々と会ってきた。大衆の前に立つ立場として、もっと慎重であるべきだったが、そうできなかった」と立場を述べ、「しかし提起された疑惑はまったく事実ではない」と繰り返した。
(記事提供=OSEN)
■【写真】BTS・JIMINとチェ・ジウ!チョ・セホの“豪華交遊”
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