ILLITの新曲MVが音楽ファンから高い評価を受け、再生回数1000万回を突破した。
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11月26日、所属レーベルBELIFT LABによると、ILLITの1st Single Album『NOT CUTE ANYMORE』のMVが25日23時11分頃、ユーチューブで1000万回再生を達成した。
『NOT CUTE ANYMORE』のMVはILLITの個性にフォーカスした作品で、グローバルファンから熱い支持を受けている。シックなスーツ、HIPなジーンズ、キッチュなパジャマなど、メンバーそれぞれが異なる衣装で“かわいさの裏に隠された本当の自分”を表現している。無表情でダンスをするシーンや、“かわいい生命体”の襲撃を受けてステージ下に落ちるコミカルな演出など、ユーモアに富んだ要素が映像の楽しさをいっそう高めている。
『NOT CUTE ANYMORE』は、“ただかわいいだけで見られたくない”という想いを直観的に描いた楽曲で、韓国(4位)、オーストラリア(2位)、イギリス(13位)、アメリカ(20位)を含む計20カ国・地域のYouTubeトレンドミュージックで上位にランクインし、好反応を得ている。また、発売当日にはMelon「ホット100」で8位、日本ではAWAリアルタイム急上昇チャート1位を記録した。
海外メディアの評価も高い。BandWagonは「ミニマルなプロダクション、会話するように流れるボーカル、そして耳に残るサビまで、『NOT CUTE ANYMORE』はILLITがさらに自信を深めて進んでいることを示している」とし、「かわいさの枠から抜け出そうとしながらも、ときどき見せる“かわいさ”がむしろ魅力を強めている」と評した。
さらに26日には、3rd Mini Album『bomb』収録曲『little monster』のMVが「ONE Asia Creative Awards 2025」(以下、「ONE Asia 2025」)でBest of Moving Image & Sound Craft部門の最高賞「BEST OF DISCIPLINE」を受賞した。
「ONE Asia 2025」は、マーケティング・広告・デザイン分野で権威あるThe One Club for Creativityが主催する授賞式で、Best of Moving Image & Sound Craft部門は映像とサウンドを融合した作品の優秀性を評価するカテゴリーだ。
クリエイティブディレクター・田辺俊彦、フィルムディレクター・柳沢翔が制作に参加した『little monster』MVは、ILLIT流に再解釈された“魔法少女”のストーリーを盛り込み、独特でユニークな映像美が高く評価されている。同作はすでに、ドイツの「2025 CICLOPE Awards」でPRODUCTION DESIGN部門銀賞、日本の「2025 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」でFilm Craft部門銅賞を受賞しており、『NOT CUTE ANYMORE』のMVと並び、ILLITのクリエイティブレベルの高さを改めて証明する結果となった。
なお、ILLITは11月28日、KBS2「ミュージックバンク」で『NOT CUTE ANYMORE』のステージを初披露する予定だ。音楽番組出演のたびに口コミで人気を高めてきたグループだけに、今後の活動にも大きな期待が寄せられている。
◇ILLITとは?
2023年6~9月に放送された『R U Next?』を通じて、YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHAで結成された、日本人メンバー2人(MOKA、IROHA)を含む多国籍5人組グループ。HYBE傘下レーベルの芸能事務所BELIFT LAB所属。自主的で積極的な意志(I WILL)と特別な何かを意味する代名詞(IT)の組み合わせで作られたグループ名には、「何にでもなれる潜在力を持つグループ」という意味が込められている。2024年3月25日、1stミニアルバム『SUPER REAL ME』をリリースしてデビュー。
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