“BTSの父”ことHYBEパン・シヒョク議長との熱愛騒動もあったインフルエンサーの果汁セヨン(本名イン・セヨン)が、誕生日の一日だけで3000万ウォン(約300万円)を超える収益を上げたとみられている。
果汁セヨンは11月9日、自身のSNSに「24時間幸せにしてくれた知人たち、いつもそばにいてくれたファンのおかげで良い一日になった!」というコメントとともに、生配信の現場写真を公開した。
写真には、誕生日を迎えた果汁セヨンがアフリカTVの生配信中に大量の「星風船(投げ銭)」を贈られる様子が収められている。彼女は「50万個、ありがとう」という短いメッセージでファンへの感謝を伝えた。
星風船1個が100ウォン(約10円)であることを踏まえると、この日受け取った50万個は5000万ウォン(約500万円)に相当。配信プラットフォーム手数料や源泉徴収税(3.3%)を差し引くと、実質的な収益は約3300万~3800万ウォン(約330万~380万円)と推定される。
果汁セヨンは以前、YouTubeコンテンツで「誕生日の一日だけで1億ウォン(約1000万円)をもらったことがある。月収最高額は4億ウォン(約4000万円)を少し超えた」と明かしたこともある。
一方で、彼女は最近、ユーチューバーのPPKKaを相手取った損害賠償訴訟でも注目を集めた。
ソウル中央地裁は10月21日の1審判決で「PPKKaは果汁セヨンに1000万ウォンおよび遅延利息を支払うべき」と判決を下したが、双方がこれを不服として控訴状を提出。事件はソウル高等法院に移送され、2審で再び審理されることになった。
PPKKaは自身のチャンネルで、果汁セヨンが性行為の対価を受け取ったと主張し、アメリカのラスベガスで賭博をしたとの疑惑を提起した。これに対し、果汁セヨン側は「虚偽の誹謗により名誉が深刻に毀損された」と主張し、昨年9月に3000万ウォンの損害賠償訴訟を提起した。
その後、米連邦裁判所のディスカバリー制度を通じて被告の身元を特定した事実も伝えられている。
1審の裁判部は、果汁セヨンの名誉毀損被害を一部認定し、1000万ウォンの賠償を命じたが、果汁セヨン側は「虚偽事実の流布による被害はさらに大きい」として控訴した。一方のPPKKa側も「表現の自由の範囲内の発言だ」と主張し、控訴に踏み切った。
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