女優のキム・ヘスが後輩のユ・アイン、ハン・ジミン、キム・ナムジュへの思いを明かした。
韓国映画『国家不渡りの日』は、1997年のIMF経済危機を背景にした映画で、破綻の危機に面した韓国に生きる人々のエピソードを描く。
同作を通じてキム・ヘスとユ・アインは、映画『よいではないか』(原題、チョン・ユンチョル監督)以来約11年ぶりに共演を果たした。
キム・ヘスは「アインを可愛がっていたから、成長過程を見ることができてとても満足だ。同年代と比較して、アインほどアイデンティティをしっかり持っている俳優はいない。ユ・アインという俳優独特の魅力と、彼が持つポテンシャルに期待している」と話している。
ユ・アインへの賞賛はさらに続く。
「彼の演じるユ・ジョンハクは、敵を作りやすい人物。にもかかわらず、作品のメッセージに共感して出演を決めたことは、ユ・アインだからできたことだ。リスクのない作品に出演して人気を得るチャンスがたくさんあるのに、それをしない。本当に好感を持っている。
ユ・アインには“青春”という印象があって良い。もっと損をしたり、嫌われるようなことがあってもいいのに、そうではない。そんなところがユ・アインのようだ」
(関連記事:俳優ユ・アインが“率直発言”を恐れない理由「こんな奴、面白いと思うけど」【インタビュー②】)
映画の終盤にはハン・ジミンが特別出演し、並外れた存在感を光らせた。
キム・ヘスは「ジミンさんは人間的にとても良いベースを持っている」という。