BTSやキム・スヒョンも標的に、悪名高い韓国YouTubeチャンネルが方向転換?代表の給与は「ゼロ」

2025年09月22日 話題

悪名高い韓国のYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」が方針転換したのではないかと注目を集めている。

【写真】BTSも標的、カロセロ研究所とは?

“商売の神”として知られるユーチューバー、ウン・ヒョンジャン氏が株式50%を取得し、株主総会を開いて自らを代表取締役候補に推薦したことが明らかになった。

ウン氏は昨年11月28日、カロセロ研究所の発行株式4万株のうち半分にあたる2万株を取得し、主要株主となった。これは2023年5月、共同創設者のカン・ヨンソク弁護士が第三者に売却した持ち分とされる。

その後、ソウル中央地裁第50民事部がウン氏による臨時株主総会招集の申請を認め、今月16日に株主総会が開催された。総会の結果、ウン氏は新任代表取締役候補に推薦されるとともに、キム・セウィ前代表への給与支給を停止する議案も可決された。

ウン氏は自身のチャンネル「商売の神」で「望みどおりになった。キム・セウィの解任は法廷で判断されるが、給与は0ウォン(0円)にした」と発言。これまでカロセロ研究所は政治色の強い極右的コンテンツで物議を醸してきただけに、方向性の変化を示唆するようにも受け止められた。

ウン・ヒョンジャン、キム・セウィ
(写真=SNS)ウン・ヒョンジャン(左)、キム・セウィ

実際、18日には「[リハン食卓]キムチチム&トッカルビ」、19日正午には「[リハン食卓]咸興ビビン冷麺」と題した料理動画がアップロードされている。急な方針転換について、ウン氏は「カロセロ研究所を潰すつもりはない。影響力のあるチャンネルを立て直し、正常化するためだ」と強調した。

一方、カロセロ研究所側は「代表取締役キム・セウィの給与0ウォンについては、本人が株主兼代表取締役であるため議決権を行使できない特別関係に該当し、ウン氏の意見どおり処理された。それ以外に株主総会で扱われた内容はなく、代表取締役体制は従来通り維持されている」と反論している。

また、一部メディアが「株主総会以降、チャンネルの性格が急変した」と伝えたことについても否定。「最近アップロードされた料理関連コンテンツはカロセロ研究所モールの宣伝動画であり、7月4日以降にメインコンテンツのライブショーで配信された映像を再編集・再投稿したものにすぎない。ショッピングモール運営促進のための通常の活動であり、チャンネルの方向性が変わったわけではない」と説明した上で、「政治コンテンツを含め、ライブショーの配信はすべて通常通り行われている」と強調した。

カロセロ研究所
(画像カロセロ研究所キャプチャ)料理動画がアップロードされている

最後に「代表取締役体制に変動はなく、チャンネルも現行維持状態にある」との立場を示している。

これまで「カロセロ研究所」は、有名人を標的にした暴露動画でたびたび騒動を巻き起こしてきた。BTSや故イ・ソンギュンさん、直近ではキム・スヒョンに関する疑惑まで大々的に取り上げ、連日ニュースを賑わせたことで知られる。

その一方で、内容の信憑性には疑問がつきまとい、センセーショナルな演出で注目を集めてきた側面は否めない。ただし熱烈な支持者も多く、投げ銭によって一時は世界9位の収益を記録したこともある。今回の件を機に、方向性や動画内容が大きく変化するのかに注目が集まる。

【写真】BTSも標的、カロセロ研究所とは?

【写真】「カロセロ研究所」のキム・スヒョン“キス”写真

【写真】死んだ元カレの「奴隷」 登録者1000万人超えユーチューバー、衝撃告白

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集