日本旅行中に急逝して早7カ月…未だ収まらない故・台湾女優のデマに弁護士が声明発表 夫は韓国歌手

2025年09月08日 ニュース

韓国歌手ク・ジュンヨプの妻で女優のバービィー・スーさん(徐熙媛)が、日本で亡くなってから7カ月が経った。

【写真】スーさん生前最後の姿…夫と幸せそうな笑顔

だが、彼女をめぐる根拠のない噂は依然として飛び交っている。

9月7日、台湾メディア『ETtoday』は、中国のSNS上で一部のネットユーザーが虚偽の情報を流し、故人であるバービィー・スーさんだけでなく、その弁護士までも侮辱する事態が起きていると報じた。

故人の代理人を務めるドン・ガオジン弁護士は6日、「“バービィー・スーの家族から委任を受けていない”“すでに判決が下された事件だ”といったネット上の主張は、事実とは全く異なる」と公式声明を発表した。

同氏は、生前のバービィー・スーさんから3件の訴訟について正式に委任されていたと明言。元姑チャン・ランおよびTikTokを相手取った名誉毀損訴訟、元夫のワン・シャオフェイ(汪小菲)を相手取ったオンライン権利侵害訴訟、さらにチャン・ランを相手取った名誉毀損に関する刑事告訴だ。

バービィー・スーさん、ク・ジュンヨプ
(写真=バービィー・スーさんInstagram)バービィー・スーさん(左)とク・ジュンヨプ

バービィー・スーさんの死後、今年4月には夫ク・ジュンヨプと母ファン・チュンメイから正式に委任を受け、「チャン・ランおよびTikTok名誉毀損事件」を継続して担当しているという。関連書類はすべて公証を経て北京インターネット法院に提出済みだと説明した。

一方で、ワン・シャオフェイを相手取った訴訟については担当を外れ、刑事告訴の件も遺族が取り下げたため、現在は裁判所で終結手続きを進めていると明かした。

また「裁判でDNAや中絶に関する証拠が出た」という類の噂については「完全に捏造された内容であり、そのような証拠は裁判過程で一切存在しなかった」と強く否定した。

さらに北京インターネット法院が2024年8月にチャン・ランへ、バービィー・スーさんの結婚・子ども・健康など私生活に関する内容をネット上で言及しないよう命令を下していたことも明かした。しかしチャン・ランはこれを守らず、今年5月に強制執行を申請し、現在その結果を待っているという。

声明の最後には、弁護団を代表して故人の早すぎる死に深い哀悼の意を表し、「彼女は善良で勇敢な女性であり、その名誉は尊重されなければならない」と強調。故人と代理人へのすべての侮辱や中傷を強く糾弾し、訴訟提起や弁護士協会・司法局への申し立てなど、あらゆる手段を通じて権利を守っていくと述べた。

なお、ク・ジュンヨプとバービィー・スーさんは1990年代に出会い、約2年間交際したが破局。その後、バービィー・スーさんは2011年に中国人実業家ワン・シャオフェイと結婚し、1男1女をもうけたが2021年に離婚。

その後、再び連絡を取り合ったク・ジュンヨプとバービィー・スーさんは2022年に電撃結婚した。しかし2024年2月2日、バービィー・スーさんは家族旅行で訪れていた日本で、肺炎を伴うインフルエンザにより急逝。享年48歳だった。ク・ジュンヨプは現在も台湾・金宝山墓地に眠る妻の墓を日々守り続けていると伝えられている。

(記事提供=OSEN)

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