韓国の伝説的バンド「015B(コンイルオビー)」でベーシストを務めたチョ・ヒョンゴンさんがこの世を去って5年が経った。
チョ・ヒョンゴンさんは2020年7月25日にこの世を去った。52歳だった。
当時、チョ・ヒョンゴンさんの悲報は突如報じられ、韓国音楽界に衝撃を与えた。死因については現在まで明らかになっていない。
1968年3月12日生まれのチョ・ヒョンゴンさんは、延世(ヨンセ)大学・土木工学科在学時の1988年にシン・ヘチョルさん(享年46歳)らとともにバンド「無限軌道」を結成。当時リリースした『To You』はMBC大学歌謡祭で大賞を受賞し、本格的に音楽の道に入った。
その後、1990年にはチャン・ホイル、チョン・ソクウォンとともにバンド「015B」を結成し、4thアルバムまで活動した。
以降は015Bを脱退し、アメリカのバークリー音楽大学で音響工学を専攻。帰国後は白石(ペクソク)大学の実用音楽科で兼任教授を務めるなど、最後まで音楽界に携わっていた。
015Bでともに活動したチャン・ホイルは、チョ・ヒョンゴンさんの訃報が伝えられた際、「ヒョンゴン、とても昔、君の部屋に集まってピアノを弾きながら一緒に練習した記憶がまだ残っているよ」と伝え、哀悼の意を表していた。
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