「高齢出産のアイコン」を自称する女優チェ・ジウが、育児の苦労を打ち明けた。
娘のために20歳も年下のママたちと情報交換をしながら、一生懸命「ついて回っている」というのだ。
チェ・ジウは7月8日に放送された韓国SBSのバラエティ番組『暇さえあれば』(原題)にゲスト出演した。この日、チェ・ジウは同年代の娘を育てるユ・ジェソクと育児トークを交わしながら、近況を伝えた。
チェ・ジウは「ママ同士の関係もすごく大事。会わないといけない。子どもたちを一緒に遊ばせたり、後を追いかけたりするためには会わないと」と、最近の育児生活を公開した。
これにユ・ジェソクが「情報も交換するのか」と尋ねると、チェ・ジウは「一生懸命、ただただ一生懸命走り回ってる。遅く産んだから仕方がない。すごく大変だけど、一生懸命ついて回ってる」と強調した。
娘が友達と交流し、さまざまな活動ができるように、他のママたちと活発に交流しているチェ・ジウの姿が伝わった。
続けてユ・ジェソクは「(他のママたちは)みんな年下でしょ」と言うと、チェ・ジウは驚きながら「年下どころではない。20歳も下だ。1990年代生まれのママたちがとても多い。私は追いかける立場。『一緒にやりませんか?』と言われたら、『はい、ありがとう』という感じでついていく。やらないとどうしようもない」と語り、注目を集めた。
チェ・ジウが長女を出産したのは、45歳になる年だった。
さらにチェ・ジウは「遅く結婚して遅く産んだから、今は子どもに集中することに対して『自分の時間が欲しい』『不公平だ』なんて気持ちはまったくない」と語り、仕事を減らして育児に専念していることに満足している様子を見せた。
これにユ・ジェソクが「ヌナ(お姉さん)はもう十分やりきったから」と言うと、チェ・ジウは「そんなことない。映画もあまり撮れなかったし、やりたいこともたくさんできなかった。もちろん欲はあるが、今は流れに任せて気持ちが楽になったようだ」と打ち明けた。
チェ・ジウは5歳の娘への特別な思いも明かした。
「今は手がかかる時期。でも今はちゃんと会話もできるし、自分の感情を言葉で表現できる。連れて歩くにはちょうどいい」と話し、「まだ動画は見せていない。食事中はママもパパもスマホ使用禁止」と確固たる育児方針も披露した。
チェ・ジウは2018年3月に9歳年下の一般男性と結婚を発表し、2020年5月に第一子となる娘を出産した。
当時45歳だったチェ・ジウは「高齢出産のアイコン」と自称し、「遅い年齢で子どもを授かり、コロナの中で心配しながら準備をしたので、改めて韓国のお母さんたちを尊敬する気持ちになった。難しい状況で出産準備をしている妊婦さんたちも、『高齢出産のアイコン』の私を見てもっと力を出してほしい」と感想を伝えていた。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ジウ プロフィール
1975年6月11日生まれ。1994年にテレビ局MBCのオーディションに合格し、本名のチェ・ミヒャンで女優デビュー。翌1995年に芸名をチェ・ジウと改名し、2002年に主演したドラマ『冬のソナタ』で一躍、アジアのトップスターに。日本では“ジウ姫”の愛称で知られ、2006年にはTBSのドラマ『輪舞-ロンド-』で竹ノ内豊とダブル主演。そのほか、日本ではドラマ出演、CM出演多数。2018年3月に9歳年下の一般男性(オンライン・プラットフォームのアプリケーション会社の代表)と電撃結婚したニュースは、日本でも多くのメディアで報じられた。2020年5月16日、第一子となる長女を出産した。
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