最近の韓国芸能界では、熱愛説に関して共通する対応方式が目立つ。
【レア】確認不可→事実無根となったBLACKPINKの熱愛説
それは「私生活」という理由で、所属事務所が立場を明らかにしない沈黙戦略だ。
話題の芸能人としては、Girl's Day・ヘリと女優ナナが挙げられる。
ヘリは7月1日、ダンサーのウテと1年以上交際しているという報道が出た。これに対して所属事務所サブライムは、本サイト提携メディア『OSEN』に「俳優の私生活なので確認できない」とし、“確認不可”の立場を示した。
通常、熱愛説に対して「事実無根」や「交際中」という立場を出すのとは異なり、「確認不可」は、業界で間接的に認めたと受け取られる場合が多い。
似た事例は、2024年12月にもあった。ナナがモデルのチェ・ジョンソクとの熱愛説に巻き込まれた際、同じく所属事務所サブライムは「私生活なので確認が難しい」という立場を出した。
チェ・ジョンソク側も「モデルの私生活なので確認できない」と述べ、同様に口を閉ざした。
ヘリもナナも公開的な反論なしに沈黙を維持しており、熱愛が事実である可能性に重みが加わっている。特にナナとチェ・ジョンソクは、バリ旅行、ラブスタグラム(SNS上でのカップル投稿)、ミュージックビデオでのカップル演技など、さまざまな状況証拠が捉えられ、熱愛説がさらに増幅された。
ヘリの場合、リュ・ジュンヨルと7年間の公開恋愛を続け、2024年11月に破局した。その前にはH.O.T出身のトニー・アンとも、16歳の年の差を克服した交際で注目を集めたことがある。そんな彼女が再び恋愛をオープンにするのかに関心が高まっている。
このようにサブライム側は、所属俳優たちの熱愛説に対して「確認不可」という表現を繰り返し使用し、事実上ノーコメント戦略を取っている。これについて業界関係者は、「確実でない状況で不要な論争を避けるための高度な防御戦略である可能性がある」と分析した。
しかし、ファンの間では「立場を明らかにしないと、かえって疑問を大きくするだけだ」「沈黙がすなわち認めることのように感じられる」という反応も出ている。
特に両事例とも熱愛の状況証拠が捉えられた状況で「無言」を貫く点は、芸能人個人だけでなく、所属事務所の一貫した対応基調としても読み取れる。芸能関係者の大半は、“私生活カード”は暗黙の認定と解釈する雰囲気だ。
今後もスターの熱愛説に関連して、当事者と所属事務所の「沈黙」という共通の戦略は続くと見られる。はたして、その戦略がどのような結末につながるのか、関心が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇ヘリ プロフィール
1994年6月9日生まれ。韓国・京畿道出身。2010年にGirl's Dayのメンバーとしてデビュー。2014年に軍隊体験バラエティ番組『男の中の男』の女軍編に出演し、一躍注目を集めた。その後、大ヒットドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015年)の主人公に抜擢され、女優業を本格化。映画『ムルゲ 王朝の怪物』(2018年)、ドラマ『ファイティン♡ガール!~Miss Lee~』(2019年)、映画『私のボクサー』(2019年)などで主演を務める。2019年にYouTubeチャンネル「私はイ・ヘリ」を開設。
◇ナナ プロフィール
1991年9月14日生まれ。2009年にAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビュー。もともと美貌に定評があったが、2014年の「世界で最も美しい顔100人」で1位になったことをきっかけに韓国を代表する“美女スター”となった。2016年にドラマ『グッドワイフ』の韓国リメイク版で女優としての才能を開花させ、以降は主演級女優として活躍中。
■【写真】胸の谷間に残るタトゥー痕…除去中のナナ、“キワドイ”ドレス姿
前へ
次へ