大ヒットシリーズがついに最終章へ。赤と青に分かれた新たな死のゲームが始まる 。世界的メガヒットとなったNetflixオリジナルシリーズの『イカゲーム シーズン3』が、2025年6月27日(金)より全世界同時独占配信されることが決定した。
本作は、借金やトラブルを抱えた人々が巨額の賞金をかけ、子ども遊びを模した「敗者=死」のゲームに挑むサバイバルスリラー。現代社会の格差と競争をえぐり出すようなテーマ性、そして重厚な人間ドラマで世界中を席巻してきた。2024年末に公開されたシーズン2では、5週連続でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ部門)1位を獲得。社会現象レベルの注目を集めた。
新たに公開されたティザー映像とアートでは、物語のクライマックスに向けて動き出す“新ゲーム”の片鱗が描かれている。
棺に入れられた状態で運ばれ、静かに目を覚ます主人公ギフン(演:イ・ジョンジェ)の姿が印象的に映し出され、彼の葛藤をよそに、非情なゲームは再び幕を開ける。
映像では、ナイフと鍵の形をした2つの出入り口が並ぶ謎の空間や、プレイヤーたちがガムボールマシンによって“赤”と“青”のチームに分けられる様子が映し出される。ギフンは赤、ヒョンジュ(演:パク・ソンフン)は青、そしてこれまで行動を共にしてきたヨンシク親子が別々のチームに振り分けられるという展開も描かれ、ゲームの新たな残酷さを暗示している。
シーズン2では、ゲーム優勝から3年後のギフンが謎の支配者フロントマン(演:イ・ビョンホン)を追って再びゲームに戻る姿が描かれた。潜入したフロントマン、次々と訪れる凄惨な死、そして仲間を失いながらも反旗を翻すギフン――物語は息もつかせぬ展開を見せた。
そして迎えるシーズン3。
手錠をかけられベッドに座り込むギフン、一筋の涙を流す妊婦ジュニ(演:チョ・ユリ)、響く赤ん坊の泣き声――これまで以上に非情で苛烈な世界の訪れを予感させる映像で締めくくられている。
シーズン3には、333番ミョンギ(演:イム・シワン)、388番デホ(演:カン・ハヌル)、120番ヒョンジュ(演:パク・ソンフン)、007番ヨンシク(演:ヤン・ドングン)、149番クムジャ(演:カン・エシム)、222番ジュニ(演:チョ・ユリ)、125番ミンス(演:イ・デヴィッド)、124番ナムギュ(演:ノ・ジェウォン)、044番ソンニョ(演:チェ・グッキ)など、個性豊かで背景の異なる新たなプレイヤーたちが登場。
さらに、ピンクガードのノウル(演:パク・ギュヨン)や刑事ジュノ(演:ウィ・ハジュン)の動向も重要な鍵となり、物語は新たな局面へと突入していく。
シリーズ全体を貫いてきたのは、“現実の写し鏡”としての鋭さ。金、格差、生存競争。そんなテーマの中で浮き彫りになるのは、人間の欲望と絆、そして裏切りと決断だ。
最終章となるシーズン3では、登場人物たちはいかなる選択をし、どんな結末を迎えるのか。そこに待つのはさらなる絶望か、あるいはかすかな希望か。すべてがイカれていて、すべてがイカしている『イカゲーム』は、ついに最終章へと突入する。
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