薬物スキャンダルで活動を休止していた元WINNERのナム・テヒョンの復帰ステージが、公演直前に突如キャンセルされた。
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5月4日、音楽イベント「K-POPウィーク・イン・ホンデ」側は、6日に予定されていたナム・テヒョンの公演について「中止となったのは事実であり、現在は払い戻しの手続きを進めている」と公式にコメントを発表した。
「K-POPウィーク・イン・ホンデ」は、5月1日から11日まで、ソウル・ホンデ周辺のK-POPステージ、サンサンマダン、ムシンサガレージ、Hステージなど複数のライブ会場で行われている音楽フェスティバル。「もっと近くで、もっと真心で」をスローガンに掲げ、アーティストとファンの距離を縮めるイベントとして注目されていた。
ナム・テヒョンは今回のステージで、2022年の薬物使用騒動以降、初めて公の場でパフォーマンスを披露する予定だった。しかし、公演は目前でキャンセルとなり、復帰の舞台は実現しなかった。
ナム・テヒョンは2014年、YGエンターテインメントからボーイズグループWINNERのメンバーとしてデビュー。独特の音楽性と表現力で注目を集めたが、わずか2年でグループを脱退。その後はソロアーティストとして活動し、バンド「South Club」を結成して音楽活動を続けていた。
しかし2022年、交際中だったソ・ミンジェの自宅で共にヒロポン(メタンフェタミン)を使用した疑いに加え、同年12月には海外での単独使用の疑いでも起訴されることに。裁判所はこれに対し、懲役1年・執行猶予2年を言い渡している。
今回の公演中止により、ナム・テヒョンの本格復帰には再び暗雲が立ち込める結果となった。
(記事提供=OSEN)
◇ナム・テヒョン プロフィール
1994年5月10日生まれ。2014年にボーイズグループ・WINNERのメンバーとしてデビュー。2年後にグループを脱退し、その後はバンド「South Club」を率いて活動。2019年7月に二股問題が浮上し、2022年8月には恋愛バラエティ番組出身の恋人に麻薬投薬を暴露されて議論に。さらに2023年4月には飲酒運転容疑で検察に送致されるなど、トラブルメーカーのイメージが強い。麻薬類管理に関する法律違反の容疑で裁判にかけられ、2024年1月に懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。
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