ガールズグループKISS OF LIFEが人種差別論争について、再び自筆の手紙で謝罪した。
KISS OF LIFEのメンバーたちは4月6日、公式SNSに英語で書かれた手書きの手紙を掲載し、ファンに謝罪の意を伝えた。
メンバーたちは「ファンの皆様を大きく失望させるようなコンテンツをアップロードしてしまったことを心よりお詫び申し上げます」とし、「もっと早くお伝えすべきでしたが、今になってしまったこともお詫びいたします」と述べた。
続けて、「私たちの意図は、オールドスクールHIPHOPというジャンルをどれほど愛しているかをお見せすることでした」とし、「しかし、コンテンツを撮影する過程で、コンセプトを過剰に表現してしまい、その後、そのコンテンツが文化的に敏感な問題であることに気付きました。私たちはその行動に対して全面的に責任を負い、今後より良くなることをお約束します」と説明した。
また、「この数日間、私たちの行動が多くの方をどれほど失望させたのかを学び、反省する時間を持ちました。どんな言葉や行動でも、私たちが犯した過ちを魔法のように修正することはできないと理解しています。私たちがお約束できるのは、これからも学び続け、言葉ではなく行動で誠意を示していくことです」と語った。
最後に、「今回の選択を心から後悔しており、ファンの皆様にご迷惑と不快感を与えた点について深くお詫び申し上げます。今回の件は私たちにとって貴重な学びの機会となりました」とし、「皆様の応援は私たちにとって何よりも大切なものであり、今後も皆様を尊重できるよう最善を尽くします」と伝えた。
先立って、KISS OF LIFEは4月2日、メンバーのJULIE(ジュリー)の誕生日を記念してライブ配信を行った。この日、KISS OF LIFEはオールドスクールHIPHOP、特に黒人女性ラッパーをテーマにさまざまなスタイリングを披露し、人種差別論争に巻き込まれた。
海外ファンたちは、映像の中でKISS OF LIFEが黒人の話し方を嘲笑的に真似した点、人種的に敏感な「編み込みヘア」をアクセサリーのように扱った点、「Lil Taco」と名乗って黒人の命名文化を嘲った点などを指摘した。
これに関連して、所属事務所S2エンターテインメントは4月4日、公式SNSに「2日にアップロードされた誕生日コンテンツにおいて、特定人種のステレオタイプに基づく表現やスタイルを使用したことについて謝罪いたします」と謝罪文を掲載した。
謝罪文では、「該当コンテンツは案内された通り、オールドスクールHIPHOPスタイルを基盤に制作されたものであり、私たちはこの文化を尊重する意味でその雰囲気を表現しようとしました。しかし、結果的に特定人種への固定観念を強化する形で受け取られる可能性がある点に十分に気づいていませんでした」と説明した。
さらに、「この件で不快な思いをされたすべての方々に心よりお詫び申し上げます。現在、メンバーたちもこの問題を真剣に受け止めており、今後文化的要素を取り入れる際には慎重に、より敬意を持って取り組んでまいります」と強調した。
(記事提供=OSEN)
◇KISS OF LIFEとは?
長らく練習生として過ごしたJULIE(ジュリー)とNATTY(ナッティ)を中心に、歌手シム・シンの娘BELLE(ベル)、末っ子のHANEUL(ハヌル)で結成された多国籍ガールズグループ。オーディション番組『PRODUCE 101』や『アイドル学校』の参加者、イ・ヘインがプロデュースに参加している。2023年7月5日、1stミニアルバム『KISS OF LIFE』でデビュー。2024年の「第33回ソウル歌謡大賞」をはじめ、「第13回サークルチャートミュージックアワード」「HANTEO MUSIC AWARDS」「第21回韓国大衆音楽賞」など数多くの授賞式で表彰された。
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