女優ソ・イェジが、8年ぶりにバラエティ番組に登場する。
ソ・イェジは、3月23日に韓国で放送されたTV朝鮮の時事教養番組『食客ホ・ヨンマンの定食紀行』の次回予告に登場。2017年に出演したJTBCの人気バラエティ『知ってるお兄さん』以来、久々のバラエティ出演となる。
予告映像では、ソ・イェジがホ・ヨンマンとともに江原道・原州（カンウォンド・ウォンジュ）を訪れ、BLACKPINKのジェニーがソロで披露した楽曲『Mantra』のダンスを踊る姿が映し出された。料理を味わいながら目を丸くして笑うその表情からは、肩の力を抜いて番組を楽しんでいる様子が伝わってくる。「この番組に出演して本当によかった」と語る場面では、久しぶりのテレビ出演に対する満足感もうかがえた。
ソ・イェジは独特の存在感で注目を集めていたが、2021年に俳優キム・ジョンヒョンとの関係をめぐって“ガスライティング”（心理的虐待）の疑いが浮上し、世間から大きな批判を受けた。キム・ジョンヒョンは当時、『愛の不時着』に出演していたことで注目を浴びており、スキャンダルの影響は業界内外に波紋を広げた。この件をきっかけにソ・イェジは一時的に活動を自粛したが、のちに“19禁”ドラマとして話題になった『イブの罠』への出演やファンミーティングを通じて徐々に復帰の兆しを見せていた。
しかし最近、彼女の名前が再び注目を集めている。俳優キム・スヒョンとの過去の関係性をめぐり、二股疑惑が浮上したためだ。ソ・イェジとキム・スヒョンは、2020年に放送されたtvNのドラマ『サイコだけど大丈夫』で共演。その後、彼女はキム・スヒョンと同じ事務所であるゴールドメダリストと専属契約を結んでいる。当時、キム・スヒョン本人とその親族の両方と交際していたという疑惑がネット上で取り沙汰され、最近キム・スヒョンが故キム・セロンとの騒動で再び注目を浴びたことで、過去の話題が再燃する形となった。
こうした憶測に対し、ソ・イェジは3月13日、公式ファンサイトを通じて自らの言葉で否定。「もう本当にやめてほしい。私は彼とも、彼の親類とも一切関係がない。なぜこの件について私が説明しなければならないのか分からないけれど、今日は本当に胸が苦しい」と綴り、強いストレスと困惑をにじませた。
彼女が出演する『食客ホ・ヨンマンの定食紀行』は、漫画家のホ・ヨンマンが韓国各地を巡り、庶民の定食（ペッパン）を通じて“本当の味”と、その背景にある人々の暮らしを紹介する番組。久々にテレビに登場したソ・イェジが、これまでのイメージをどのように塗り替えていくのか、本放送への注目が高まっている
◇ソ・イェジ プロフィール
1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビュー。『夜警日誌』『ラスト・ゲーム～最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい～SAVE ME～』などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じたことでブレイクするも、2021年に元恋人で俳優のキム・ジョンヒョンを精神的虐待していた疑惑などが囁かれ、活動を休止。2022年のドラマ『イブの罠』で復帰したが、2023年11月に事務所を退所。2024年6月25日に芸能事務所SUBLIMEとの契約を発表した。
■【写真】『愛の不時着』俳優が猛批判を浴びるきっかけとなった“態度”
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