「J-HOPEのジャンルを超えた旅は続く」
3月7日にリリースされたBTS・J-HOPEのデジタルシングル『Sweet Dreams(feat. Miguel)』に対し、海外メディアからの好評が続いている。
各メディアはJ-HOPEの新たな変化に注目し、より広がった彼の音楽的才能を称賛している。
アメリカの音楽専門メディア『ビルボード』は、「この楽曲はJ-HOPEの柔らかなラップと、Miguel(ミゲル)ならではの甘美な歌声が調和し、幻想的な雰囲気を完成させた」と紹介し、「J-HOPEがジャンルの枠を超えた音楽の旅を続けるなかで、彼の芸術的スペクトラムを示すと同時に、ソロディスコグラフィーにまた1つ意味のある楽曲を加えた」と評価した。
また、『Consequence of Sound』もJ-HOPEを「ラップとボーカルの境界を行き来するアーティスト」と表現し、「『Sweet Dreams(feat. Miguel)』は、ロックサウンドに影響を受けた初のソロアルバム『Jack In The Box』とは異なる色彩を持つ楽曲だ」と付け加えた。
さらに、『GRAMMY.com』は、「J-HOPEは初のソロアルバム『Jack in the Box』(2022年)やスペシャルアルバム『HOPE ON THE STREET VOL. 1』(2024年)で披露したオールドスクールラップスタイルから脱し、Miguelの柔らかな歌声とともに甘いラブソングを届けた」と紹介している。
J-HOPEはアメリカの音楽雑誌『Rolling Stone』とのインタビューで、新曲について「安定感がもたらす温かさを知ることができた。“愛”という感情を語るなかで、自分の中にある新たな一面を探求したかったし、その過程が新たなインスピレーションにつながると思った」と語った。
また、「僕の活動を見守り、応援してくれる人がたくさんいることをよく理解している。だからこそ、常にその責任を忘れないようにしている」と信念を明かした。そして、まもなく開催される北米ツアーについて「J-HOPEのすべてを見せるツアーだと思う。僕という人間の全体像を垣間見ることができるステージになるだろう」と抱負を語った。
このほかにも、アメリカのティーン向け雑誌『Teen Vogue』や、イギリスの音楽専門誌『NME』など、多くの海外メディアがJ-HOPEの新曲リリースのニュースを伝えた。
なお、J-HOPEは本日(3月11日)、アメリカの人気番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』(NBC)に出演し、新曲のフィーチャリングに参加したMiguelとともに初のコラボステージを披露する予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン(英:Jeong)の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。兵役のため2023年4月に入隊、2024年10月17日に除隊した。
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