母の死、そしてパニック障害…詐欺・セクハラ疑惑の韓国作曲家が語った“地獄”のような日々と“償い”

2025年03月01日 話題

作曲費用を騙し取った疑いで訴えられた作曲家のユ・ジェファンが、無罪となった心境を打ち明けた。

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2月28日、ユ・ジェファンは自身のSNSに、詐欺容疑に関する「不起訴決定書」の写真とともに長文のコメントを投稿。「最終的に集団訴訟は無罪処分となりました。社会的な騒動を引き起こし、申し訳ありません」と謝罪しながらも、「ただ、事実ではない発言が記事として広まり、本当に苦しかった」と、今回の騒動で受けた精神的苦痛についても言及している。

さらに、「母が亡くなってから5カ月が経ちました。父のいない人生で、母の訃報を聞いた時は、一歩も外に出られないほど衝撃を受けました。さらに、パニック障害のせいで外界に出ることも怖くて仕方ありませんでした」と、精神的に追い詰められていたことを告白した。

ユ・ジェファン
(写真提供=OSEN)ユ・ジェファン

それでも、「今は勇気を持って外に出てみようと思います」と前を向く姿勢を示し、「無料作曲プロジェクトに応募してくれた方々や、苦しい時に支えてくれた方々、僕が借りを作ってしまったすべての方に対し、時間はかかるかもしれませんが、必ず返済します。どんな事業、音楽活動をするにしても、一銭も使わずに貯めて、皆さんにお返しするつもりです。どうか、寛大な心で少しだけ待ってください」と、被害者への償いの意志を強調した。

また、「多くの方に直接連絡できなかったのは、どんな言葉をかけてもリアルタイムで拡散されることへの恐怖があったからです。弁護士からも、まだ調査が終わっていない状態で連絡を取るのは危険だと言われました。もう少しだけ待っていただければ、五十音順に整理して順次ご連絡します」と、被害者たちに理解を求めた。

ユ・ジェファンは昨年4月、作曲家のチョン・インギョンと結婚を発表したが、その後、作曲費詐欺、セクシュアルハラスメントなど、さまざまな疑惑が浮上。最終的に23人から集団訴訟を起こされたが、1月20日に警察は証拠不十分のため「不起訴(嫌疑なし)」と判断。なお、ユ・ジェファンの母は昨年8月に他界している。

詐欺疑惑が晴れたとはいえ、騒動によって失った信用を取り戻すには時間がかかるだろう。ユ・ジェファンがどのようにして償い、再起を図るのか、今後の動向が注目される。

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