韓国人アーティストのク・ジュンヨプが、日本で急逝した台湾トップ女優バービィー・スーさん(徐熙媛)との結婚前に、すでに財産分離をしていたことが明らかになった。
【写真】バービィー・スーさん、再婚相手の韓国人夫と仲睦まじい夫婦写真
2月10日、台湾メディア『ETtoday』は「ク・ジュンヨプとバービィー・スーさんは結婚前に財産分離に合意し、国立美術館の敷地内の豪邸をバービィー・スーさんの母親に譲渡していた」と報じた。
ただし、同メディアは「2人が合意した内容は法的に公証されていないため、契約は無効になる可能性があり、ク・ジュンヨプは依然としてバービィー・スーさんの遺産を相続できる」と指摘している。
バービィー・スーさんは2011年に実業家のワン・シャオフェイ(汪小菲)と結婚し、一男一女をもうけたが、2021年に離婚。その後、2022年2月にク・ジュンヨプとの電撃結婚を発表し、大きな話題となった。2人は20年前に恋人関係にあったが、一度別れ、バービィー・スーさんの離婚後に再会して結ばれた。
しかし、2月2日、日本旅行中に急性肺炎でバービィー・スーさんが急逝。突然の訃報に多くのファンが悲しみに暮れる中、彼女の遺産の行方を巡る憶測や噂が飛び交い始めた。
報道によると、バービィー・スーさんが所有していた資産は、国立美術館の敷地内の豪邸、ペントハウス、ワン・シャオフェイとの離婚時に分離された財産などを合わせて、総額6億元(約1200億円)に上ると推定されている。
また、現地の弁護士によると、遺言書がない場合、大陸法の規定により、ク・ジュンヨプと未成年の子ども2人が、それぞれ3分の1ずつ共同相続することになるという。さらに、前夫ワン・シャオフェイが台湾の民法に基づき未成年の子どもたちの親権を持ち、子どもたちの養育を引き続き担うことになると説明された。
こうした中、ク・ジュンヨプは2月6日に声明を発表し、「この遺産はすべて、生前バービィー・スーが愛する家族を守るために汗を流して築いたもの。私の権利はすべて義母に譲るつもりだ」と表明。さらに、「子どもたちの権利が悪意ある人々に奪われることのないよう、弁護士を通じて彼らが成人するまで法的に保護する措置を取るつもりだ」と語った。
バービィー・スーさんの死後、遺産問題をめぐる議論が続く中、ク・ジュンヨプの発言がどのように影響を及ぼすのか、今後の展開に注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ